幼稚園も夏休みに入り
一日中姫乃と過ごす日々
外で遊ぼうにも暑すぎて…
熱中症とか考えると躊躇してしまう
かといって家で遊ぶのにも限界が
そんなときにやるのが
『なりきり劇場』
つまりはごっこ遊びなんだけど
ケーキ屋さんとお客さん、ではなく
ケーキ屋の場合は
パティシエになって、師匠と弟子みたいな
ちょっとかわった『なりきり劇場』
昨日はまたいつもと違う役柄でのなりきり劇場をやらされました
私→熱中症で倒れる人
姫乃→それを助ける人
連日の熱中症のニュースや
幼稚園で熱中症について話を聞いていた姫乃は
『ママ、熱中症はあぶないんだよ』
と、本当に理解できてるのかはわからないけど
興味?はあるようで…
寝転がってる私に(なりきり劇場は急に始まる)
姫乃
『大丈夫ですか?あついですか?』
私
(ちょっと疲れてるのと様子見で無言)
姫乃
『お水を飲んでくださいね
おでこをひやしますね』
と言って、私のおでこに渇いたタオルを乗せる
私
(やっと状況把握。ここから熱演)
『お…おみず、もっ…とくだ…さい…ゼェゼエ』
姫乃
『しっかり!しっかりしてください!』
私
『み、、、みず………うう……』
姫乃
『おきてください!』
私
『うぅ……………バタッ』
(微動だにしなくなる)
姫乃
『おきて!!』
(私の体を思い切り揺らす)
(でも起きない私)
姫乃
『救急車きてください!』
この時私がしっかりと目を瞑っていないと
姫乃は『なんで!』と言うので
耳で姫乃の行動を聞いて
しっかりと目を瞑っていました
ガチャガチャという音がして
おもちゃ箱から昔私が使っていたガラケー(現在は姫乃のおもちゃ)を取り出してるんだなと思っていたら
微かに聞こえる
『救急ですか?火事ですか?』
の声。
え?
ビックリして目を開けると
姫乃の手には
現在進行形で私が使ってるスマホ
『もしもし?もしもし?』
空耳じゃない
急いで姫乃からスマホを奪い
『申し訳ありません。間違いです!!!』
と謝ると
『間違いですか?大丈夫ですか?』
『子供がかけてしまって…申し訳ありません』
『あ、はい。分かりました。お気をつけください』
す、す、す、
すみません~~~~~
ホントに119しちゃったよ
今時期、本物の熱中症患者でてんやわんやであろう119に…
なりきり劇場の熱中症患者が…
ちなみに私のスマホは
姫乃がいたずらできないように
ロックをかけているのですが。
どの携帯もそうでしょうけど
ロックかかってても
緊急電話はできるんですよね
いつそのやり方を知ったのか
そもそも119なんていつ知ったのか…
恐るべし3歳児
119の方、本当に申し訳ありませんでした