上野のパンダの名前がシャンシャンに決まった!同じ名前の同僚の中国人女性に早く知らせなくちゃとメールしたら、よくある名前だと返された(笑)でも、かわいいと思う。

 

パンダパンダパンダパンダパンダ

 

昔々、あるイベントで音楽ライターでDJの大貫憲章さんのお話を伺う機会があった。その時に、パンダがかわいいと思う子供のような気持ちで音楽を聞くと楽しいと教えていただいた。

 

その心は、パンダはかわいい⇢どこから来たんだろう⇢何を食べて大きくなったんだろうと、パンダを起点に興味や知識がどんどん広がっていくから。

 

それからずーっとそんな聞き方をしてきた音符

 

いろいろなことに応用できるし、お陰で視野が広がったと思う。

 

音楽にも、お国柄がよく現れる。

 

日本には北欧の曲を好む人や無意識に選んで聞いている人が意外と多い。

 

それは、アバに代表されるように美しく口ずさみたくなるようなメロディーを基本としているからだと思う。

 

北欧には根強いヘヴィメタルの市場もあり、ヘビィメタルの楽曲の中にも特徴である美しいメロディは生きている。

 

そこで、いつもの私の癖で考えた。どっから美しいメロディが生産されてるんだ??

 

ヘビィメタルアーティストのインタビュー記事の中に、そのヒントがあった。

 

かつて北欧はヨーロッパの中で色々な面で遅れをとっていた。

 

ラジオ局も少なく今の4、50代のアーティストが子供だったころは、ラジオ局は2、3局しかなかったという。

 

ニュースやトーク専用の局と音楽の局とに別れていて、音楽は、ほぼ100%クラシックが放送されていたらしい。

 

動画サイトも、音楽サイトもなくLPやCDを購入する以外はラジオから流れるクラシックが彼等の音の源だったというのだ。

 

冬の長い生活の中で、家にこもってクラシックばかり聞いている人は多かったという。

 

そんなことも影響しているのだと思った。

 

アバに続いて、いくつかのポップグループが北欧から出ては消えていった。

 

どこの国にいても、同じ曲が同じタイミングで聞ける時代になって、お互いに影響し合い、個性は失われつつあるのかなと思ったことがある。

 

移民や移住者からも様々な文化が取り入れられ音楽も変化した。

 

音楽も世界共通な部分が多くなって北欧ポップスは消えたんだなあ。

 

いや、そんな単純じゃないはず!

 

私は、ふと北欧メタルバンド出身のプロデューサー、マックス・マーティンのことを思い出した。

 

マックスは、20年前から現在までにビルボードTOP10に58曲を送り込み、そのうち19曲が1位を獲得している名プロデューサー。

 

ちょっと音楽好きな人が自分のコレクションの中の作曲者やプロデューサーの名前の欄を探したら、どれかにマックスの名前があるだろうというくらいの確率でヒットを生み出している。

 

カラオケでは、聞きたい曲より歌いたい曲を選ぶものだが、ブリトニー、ピンク、テイラースウィフト、バックストリートボーイズ、ケイティ・ペリー…は、私もついつい選んでしまう。

 

気がつけば、全曲マックス・マーティンの作品だった。そう、彼は北欧の美しく口ずさみたくなるようなメロディーを世界中のヒット曲の中に見事に再現していたんだ!

 

Song

https://www.youtube.com/watch?v=p6d812TKZZU