子供の歯の調子が悪いものの、まだ1人で歯医者に行ける年齢ではない、という場合には、親が連れて行く必要があります。となると、連れていくことができるのは親のスケジュールに空きがあるとき、ということになるでしょう。重篤な病気などであれば休みを取ってでも連れて行くことになるかと思いますが、たとえば虫歯のような比較的軽度の症状の場合、休みを取ってまで連れて行くのには少々気が引けるということも少なくありません。ただ、ずっとスケジュールが合わずに治療が遅れてしまうと、子供の歯の状態が悪化してしまうことも十分考えられます。そうならないための方法としてどのようなものがあるでしょうか。

■幅広いスケジュールに対応できる歯医者を探す
自分の方のスケジュールを臨機応変に変更することができないという場合には、より幅広い日時に対応することができる歯医者を探した方が効果的な場合が多いでしょう。たとえば平日には仕事があり子供を歯医者に連れていくことが難しいという場合には、土日に対応してくれる歯医者を探すと利用できる曜日が広がり、子供の治療が遅れてしまうという問題を解決できることになります。
もちろん、土日が休みではないという場合についても、自分のスケジュールに合わせて利用できる日時があるかどうか、ということから歯医者を選ぶようにすると良いでしょう。昨今ではこういった生活リズムの変化にも対応している歯医者が多くなっており、利用できる歯医者が複数見つかることも多くあります。

■1つではなく2つ以上の歯医者を知っておきたい
土日に利用することができる歯医者については、できれば1つではなく2つ以上知っておきたいというポイントがあります。というのも、土日診療を行うことができる歯医者というのは、同じく土日以外にスケジュールが開きにくいという利用者によって混雑する場合が多く、1つだけしか知らない場合には利用できなくなってしまうケースがあるためです。1つは土日診療ができて、かつ比較的混雑しにくい場所を見つけておくと、臨機応変に利用する歯医者を変更することができるため便利です。
複数ない場合には、できるだけ早目に利用の予約をしておくようにしましょう。予約さえできれば、混雑をしていても治療を受けること自体はできます。

仕事で忙しいという方も、しっかり子供の治療を行ってあげたいものです。博多であれば比較的歯医者の数も多いため、土日診療のは医者を探して通院するのも容易です。まずは1つだけでも把握してみるようにしましょう。
 

ここまで、虫歯や歯周病の予防や治療について紹介してきました。こういった情報を見ていると、やはり多くの人は「虫歯や歯周病になりたくない」と思うのではないでしょうか。これらの病気の大きな原因となっているのは、共に「口腔内の汚れ」です。この汚れを完璧に取り除くことができていれば、これらの病気のリスクは大幅に下がることになります。しかし、問題となるのはまさにこの部分です。「完璧に汚れを取り除くこと」が、自分の歯磨きだけでは不可能である、ということについて考えなければなりません。

■自分の歯磨きでは不十分である理由
このようにいうと、「自分の歯磨きは全く汚れを残さないものだ」、と反論される方もいらっしゃるかもしれません。実際、念入りに歯磨きをしていると、鏡で歯を見たときに全く汚れが残っていない、キレイな歯になっている方は多くいます。しかし、それでもなお、完璧な掃除ができているとはなかなか言えないのが実状です。その理由は大きく3つあります。
まず1つ目は「歯ブラシの動かし方」にあります。歯の場所によっては、歯ブラシを入れて動かしにくい場所というのがあります。こういった場所というのは、汚れを取り除くのに十分ではない可能性があります。
2つ目は「見えない場所」にあります。鏡を使っても、奥歯の裏側などの場所はどうしても自分では確認をすることができません。こういった場所には汚れが残ってしまいやすく、そして汚れが残っていることに自分で気づきにくいという問題があります。
そして最後に「ブラシが入らない場所」があるということが挙げられます。歯間や歯茎の隙間などは、歯ブラシでは届かず十分汚れをかきだすことができない場合があります。歯間ブラシなどを使うことである程度は取り除くことができますが、それでもやはり残ってしまいやすい場所となります。

■自分では不十分な部分は
それでは、自分の歯磨きでは汚れを取り除くのが不十分だという部分については、諦めるのしかないのでしょうか。もちろんそんなことはありません。そういった場所に関しては、それなりの取り除き方があります。特に効果的な方法となるのが「オフィスクリーニング」です。
これは歯医者で直接特殊な器具を使ってクリーニングを行ってもらうというもので、自分では取り除けないような汚れも取り除くことができます。

博多には多くの歯医者があり、クリーニングが行える場所も多くあります。まずは自分の歯磨きの答え合わせのつもりで、一度クリーニングを受けてみるのはいかがでしょうか。
 

若いうちには、事故などの場合を除けばあまり歯を失ってしまうということはありません。重度の虫歯で歯を抜く必要がある、というようなケースがあったとしても、大量の歯を失うことはあまりないでしょう。しかし、年齢を重ねると、だんだんと多くの歯を失っている人が多くなってきます。では、なぜ年齢を重ねると歯を失ってしまうのでしょうか。大きな原因の1つとなっているのが「歯周病」という病気です。ここでは、30代以上の方に特に注意していただきたい「歯周病」という病気について紹介します。

■罹患率は年齢とともに上昇する
まずは歯周病の罹患率について紹介します。歯を失うという恐ろしい病気である歯周病ですが、実はその罹患率は低いものではありません。むしろ非常に高いもので、40代を超えると全体の8割近い人がこの歯周病にかかっているといわれています。ただ、歯周病にもいくつかの段階があり、歯周病=すぐに歯が抜けるという状態というわけではありません。初期症状では歯石の形成や、ブラッシングの際の出血などが見られる程度です。これが進行してくると、歯と歯茎の隙間にある「歯周ポケット」が拡大していき、だんだんと歯を支える能力が失われていきます。6ミリ以上歯周ポケットがあると、抜けてもおかしくありません。
それでは、歯周病にならないようにするためにはどういったことが重要なのでしょうか。原因と治療について紹介します。

■複数の要因の複合で罹患率が上がる
歯周病の要因は1つではありません。多くの要因が存在しており、それらが重なることによって、さらに高い罹患率に至ることになります。それでは、どのような条件がそろうと、歯周病になりやすくなるのでしょうか。何より重要なのが「歯磨き不足」です。歯磨きが十分に行われておらず、口腔内に歯周病菌の栄養となる食べかすが多く残っている状態になると、発生率が上昇します。
また、ストレスも大きな要因の1つとなります。ストレスが重なると、自律的な働きが滞り、歯周の代謝も低下する可能性があるためです。これに加えて、血行を悪化させてしまう喫煙習慣なども、大きな要因の1つとなっています。

歯周病は、状況によっては治療が必要になることもあります。虫歯と同じく、早期治療と予防が重要になる病気であるため、検診は早く受けるに越したことはありません。30代以上で、自分の歯周病について気になるという方は、まずは博多の歯医者で診療を受けてみるようにしましょう。
 

自分が利用する歯医者について考える場合には、自分との相性で選択してしまって全く問題がありません。しかし、子供が利用する歯医者を考える場合については、自分との相性だけで決めてしまうと問題が発生することがあります。父親の目線では良いと思う歯医者でも、子供の目線から見ると良い歯医者ではないと感じてしまう可能性もあるためです。それでは、子供にとって良い歯医者というのはどのような歯医者なのでしょうか。父親として、子供の目線を考えた歯医者選びをするためのポイントについて紹介します。

■子供は音に敏感
子供は大人に比べて、敏感な感覚があります。敏感な感覚の1つとして、聴覚があります。聴覚は大人になるとだんだんと衰えていき、聞こえる音の領域も狭まっていきますが、子供はより高い音まで聞こえるということがわかっています。
歯医者においてこれが重要になるのが「治療の音」から受ける印象です。大人が聞いても恐怖心をあおられるようなドリル治療の音は、子供からするとさらに恐ろしいものに聞こえていることが考えられます。音は、子供が歯医者を嫌がることが多い大きな理由の1つとなっているのです。
そのため、子供の向けの歯医者を選ぶ場合には、この音についても注目してみると良いでしょう。治療時に音が抑えられるような治療方法を採っていることや、そうでなくとも待合室にまで治療の音が聞こえてこないようになっていることが重要です。待合室まで大きな治療の音が聞こえると、待っている間に子供はさらにその治療が怖いものだと思ってしまうようになり、さらに歯医者が嫌いになってしまいます。

■小児歯科って何?
子供の歯医者利用について考えるとき、知っておきたいのが「小児歯科」の存在です。小児歯科は歯医者の標榜科の1つで、子供向けの治療を行っていることを示すものですが、これにはどのような意味があるのでしょうか。子供の場合、大人とは違った歯の事情があります。永久歯ではなく乳歯であることや、口腔がまだ小さいこと、骨格が形成されきっていないことなどが大きなポイントです。これらに合わせて、子供向けの治療を行うことが出来るのが小児歯科です。
また、単純に子供に慣れていることが多いという判断材料とすることもできます。

父親からすると、子供がなぜそこまで歯医者を嫌がるのか、ということが分からない場合もあるでしょう。博多で子供の歯医者探しをする場合は、上記のようなことに注意してみるようにすると良いでしょう。
 

親となると、さまざまなことについて心配が多くなるのではないでしょうか。かつては子供については母親が見るという家庭が多かったものの、昨今ではイクメンというような言葉が登場しているなど、父親の育児への参加というのも重要視されるようになっています。父親も、やはり子供について無頓着ではいられませんし、無知識でいることもできません。ここでは、「子供」について知っておきたいことの1つとして「虫歯」という病気について紹介します。

■子供が虫歯治療をするタイミング
自分も子供の頃に、虫歯になったことがあるという経験をもっている方は多いでしょう。ただ、その時どのようなタイミングで歯医者に行ったのか、ということまではあまり覚えていない場合も多いのではないでしょうか。実際には、大人が虫歯になった場合に比べて、早い段階で歯医者に行っているケースが多いかと思います。それは、子供の虫歯は大人の虫歯に比べて「痛みの進行」が早いためです。
大人の場合、虫歯になってから激しい痛みを感じ始めるまでには、比較的長めのタイムラグがあります。しかし、子供の場合には虫歯になると、そう長い時間が経たずに痛みを感じ始めるようになるため、すぐに治療が必要になるケースが多いということです。
それでは、なぜ大人と子供とで、進行の早さに違いがあるのでしょうか。これは、大人と子供とでは、歯に違いがあることが理由です。
大人の歯が永久歯であるのに対して、子供の歯は乳歯です。この乳歯というのは、永久歯に比べて小さく脆い性質を持っているため、虫歯菌の進行が早く、痛みを感じる部分までスピーディに到達してしまうことになります。これが、子供の場合には虫歯の治療を早く行うことになる理由です。

■子供が嫌がっても
ただ、やはり子供の場合、「虫歯治療」、というよりは歯医者や病院などを嫌がる場合が多いのではないでしょうか。父親としては困る所ではありますが、子供が嫌がったとしても早めに治療をさせることが重要です。進行すればするほど、治療による痛みも強くなりやすく、さらに歯医者を嫌がってしまうようになることが多いため、その点を見ても早めの治療に意味があります。
また、それだけではなく、子供のスピーディな虫歯の進行から考えると、さらに虫歯が悪化することも考えられます。骨髄炎などに掛かってしまう前に、治療を行ってしまうようにしましょう。

博多で父親をしているという方は、駅前などにも多くの歯医者があります。子供の虫歯は早めに治療してもらうようにしましょう。