第三者の為にする契約 | 元行政書士補助者・マルシェトロワのブログ

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別に出るとは思ってないのですが、やってないと

なんだかよくわからん契約っすよね。

っていうか皆さんこれ勉強してますかね?

まぁやらんでもいいっすけど・・・。


これの嫌なところは、

用語覚えておかないと、意味がわからんってのがあります。


注意点は「受益の意思表示」これがないと

契約が成立しないってことが大事っすよね。

要約者と諾約者の意思表示だけでは契約成立しないんす。


↑ちょーめんどくさくねーですか?

っていうか意味はわかります?


昭和がやっぱ最高だよね!っていう皆様の為に

イメージがわきやすいように事例を挙げてみます。




男が一人路地裏のバーに入っていく。

雑踏の中一つ道をへだてただけなのだが

畏怖ともとれる静寂の中にそのバーは密かに

明かりを灯していた。


バーのカウンターに先ほどの男が座っていた。

心地よいジャズが流れる店内でその男は

小粋な仕草でグラスに入ったスコッチを揺らしている。


そう広くない店内にはスコッチを片手に持つ男と

バーのマスター、そしてカウンターの端に一人たたずむ

女性が夜闇に咲く一輪のバラのように艶やかな光を

放っていた。


バーのマスターはおもむろに男に語りかけた。

「マルシェさん次は何にしましょう?同じものを?」

マルシェと呼ばれた男は少し意表をつかれたようだった。

どうもあの端に一人座っている女性のことが気になるようだ。

「え?あぁ、ASGOさん、それでは同じものをいただこうかな。」

秋でもASGOという名のマスターは

中々気の効く男のようで、マルシェの気持ちを

察したようだった。


この暗い店内の空気を明るくしようと思ったのであろう。

そして男と女性の距離を縮めようと狙ったに違いない。

注文をもらったASGOマスターは店の雰囲気には

少々合わない元気な声でオーダーを復唱した。




「はい、スコッチすこっちだけですね!」



畏怖なる静寂が店内を包み込む・・・。



そう、まったくうけなかった。


しかし、マルシェはこのような事態にも動揺しなかった。

「ASGOさん、あちらの女性にマティーニを。」


マスターは恥ずかしさを隠すためか真剣な面持ちで

一心不乱にカクテルを作っている。

そしてマスターはそのマティーニを女性に差し出した。


その優しそうな顔をしているがどこか気品高い、

言うなれば、「京都の女帝」という冠が相応しいであろう

女性は少し驚いた表情をしてマスターに問いかける。


「ごめんなさい、私頼んでいませんが・・?」


ASGO氏はニヤリと表情を歪ませこう答えた。


「あちらのお客様からです。」


京都の女帝はその驚いた表情のまま

マルシェを見つめている。

どのくらい時がたったであろう、

見つめていたその瞳はASGO氏に向けられ

彼女は一言こう呟いた・・・。








「いらね」





ご理解いただけましたでしょうか?

客のマルシェ(要約者)

ASGOマスター(諾約者)

この二人だけでは契約は成立しません。

なぜなら、受益者(第三者)である京都の女帝が

要約者の事を気に入らない事だってあるでしょ?って

ことなんです。イケ面だったら、いただきま~す!って

なるでしょうが、そうとは限らないじゃないですか。

だから京都の女帝の「受益の意思表示」が

契約成立には必須なんです。


ではえらい長くなりましたが、勉強がんばってください。


あ、登場人物は架空っす。