時間が経ちましたが、公演内容をさらっと記しておきます
 
まず、昼15時公演!
この回はsuperjunior のキュヒョン、少女時代のサニーちゃんがヒロイン役です。
ハリウッド映画「雨に唄えば」主演ジーン・ケリーが元になっているので、それを見ておけば内容はバッチリわかります。
 
簡単に韓国ミュージカル版のあらすじです。映画とは多少違うところがあります。
ネタバレにつき、読みたくない方はスルーでお願い致します。
 
              カチンコ     カチンコ
 
サイレント映画のスター、ドン(キュヒョン)とリナはレッドカーペットで脚光を浴びている。二人の主演する映画はいつも大ヒットだった。
若いころ、ドンは友人コスモとの2人はハリウッドにやって来て名コンビだった。
そのうちにドンは西部劇の端役から、映画スターとなり、コスモは脚本や音楽を担当していた。
リナは公の場で発言を許されていなかった。何しろ彼女の声はかん高くて、品が無い。それが大衆に知れたらイメージがダウンしてしまうだろう。
 
ある日、ドンがパーティー会場まで歩いていると、キャシー(サニー)と出会う。周りの通行人は映画スターのドンに気づき大騒ぎ。キャシーはドンには興味の無い素振りをみせ、無声映画なんて、本当の演技ではない、とドンにキツクあたる。
そういう君はなんなのか?と聞くドン。舞台女優よ!というキャシー。
出会いはひどいものだった。
 
パーティー会場に行くと、他の映画会社が映像と声を同時に再生できるトーキー映画を制作中との事。まだ現実的ではない、と声があがり、今回の映画ヒット祝いとサプライズとして、ショーが用意されていた。巨大ケーキからショーガールが飛び出てきて、歌とダンスのプレゼント!
それが先ほどのキャシーと数名のダンサーだった。
お互いに気づいたドンとキャシー。気まずい中ショーは終わり、キャシーはしつこいドンにケーキを投げたが、運わるくリナに命中してしまう。
ドンはキャシーを探し回るが、見つからないまま3か月がたった。
リナはキャシーをショーガールから首にさせてしまっていた。
 
 
 
この辺で、コスモの「MAKE LAUGH」韓国語では「ウッキョラー」
映画版でも大好きなシーンですにひひギュは左端で座って観ています。
 
とある映画でダンサーの中にいたキャシーはすでに才能を見いだされていて、ドンとリナの次回作に端役で出ることが決まる。しかしキャシーは、以前のパーティーでの失態もあるので、監督に出ることはできないと断る。しかし、コスモ、ドンの説得により、それならば、と引き受ける。
久しぶりの再会を果たしたドンとキャシーは急接近し、恋仲となる早い!
 
 
 新作のドンとリナの映画撮影現場に社長が来る。制作中の他社のトーキー映画「ジャズシンガー」が高評なので、この映画もトーキーで制作しなければならないと変更することになった。
 
しかし、マイクに向かって演技するのは当時大変なこと。声を録ろうとすると、衣擦れの音や、小道具の剣を投げ捨てるとガシャーンという音まで拾ってしまう。
マイクから離れると声が聞こえず、途切れ途切れに。
なんとか試写会にこぎつけたが、音と映像がずれてしまい、観客はひどい映画だ!と評価は散々。。
 
公開前になんとかしなければ、と頭を抱えるドン、コスモ、キャシー。
 そこで3人でもう新しい朝が来た!グッドモーニング!♪と歌い笑いあう。
 そこで、今のひどい映画をミュージカルにガラっと変えてしまおう。リナのひどい声はキャシーが吹きかえれば良い!と閃く。
 
キャシーの家から帰るときに、あの有名な雨に唄えばのシーンがあります。
大量の雨が降ってきます!
キュヒョンだけでずぶぬれで踊ります。
ここで1幕が終わります。
 
この後20分の休憩がありますが、カーテンを閉めず舞台上ではモップ?をもったスタッフがずっと拭いてるんですよね。くぼみがステージにあるのですが、そこにかなり溜まります。そこの水をキュヒョンは蹴っ飛ばして客にあびせるんですよね。本当にワンパクなギュです。2列目くらいまで雨合羽が配布されてますが、それでもお客さんも濡れちゃいます。
 
2部!
 
映画を救うために今回だけという事で、キャシーはリナの吹き替えを担当する。もちろんリナには内緒のため、夜間に吹き替え作業を行った。
 
しかし、リナにばれてしまう。映画会社としては、キャシーを次回作で売り出そうとしていた。しかし、リナは自分の影武者として、声の担当を今後もしてほしい、会社としては私の方が大切なハズ、と脅す。それには会社としても了承せざるをえなかった。
 
映画をミュージカルにして公開すると、大ヒット!
舞台挨拶でリナは観客に唄ってくれとせがまれる。キャシーはドンやコスモに促され激怒したが、カーテンの後ろに立ち歌声を聴かせる。リナは脚光を浴びるが、ドン、コスモらが、カーテンを開け吹き替えという事が観客にもばれた。
キャシーは泣きながら客席に降りドンに引き止められまた舞台に戻る。
(本当に降りてきます!!右通路側に!夜の部はすぐそばに立ち止っていてよく見えました。ドンは降りてはきません)
 
愛を確認して Fin.
 
その後カーテンコールがあり、全キャストが雨に唄えばをびしょ濡れで歌い踊ります。圧巻です!