前場の日経平均は急騰。先週末のNY株は続落していたものの、米長期金利に追随したのドル円の騰勢に加えて、日銀会合のゼロ金利解除への警戒を『建て前』とした3/7からのポジション調整の反動により、先物買い主導で39,612円(+905)まで上昇。東証主力株は(日経先物に連動しやすい)値がさ・ハイテク株を中心にほぼ全面高の様相。

中小型株は 1773 YTL、4813 Access、3778 さくらインターネット、8613 丸三証券、4369 トリケミカル、3962 チェンジ、9279 ギフト、6578 エヌリンクス、3747 インタートレード、5595 QPS研究所、5586 Laboro、3815 メディア工房、4011 ヘッドウォータース、5246 Elements、7356 Retty、4261 アジアクエストなどに短期資金が流入。

□ 午後の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

前場の騰勢を引き継いだ38,350-38,650円レンジの推移が本線。テクニカル上は節目の38,500円水準、10日線が控える38,300円水準の上値抵抗感に注目。※ 終値38,500円超えなら先週安値(38,271円)を底値とする反騰トレンド入り期待が浮上。

「好トレンド銘柄の育成と弱テクニカル銘柄の戻り売り」を軸とする日米中銀会合シフトを継続。新規買いに際しては、テーマ性の分散以上に「テクニカル形状の分散」を意識。

★ 1570 日経レバ : 30,700円台までの上昇過程で大半を利確(3/7) → 28,000円前半と27,500円割れでの買い直し → 前場29,200円台までの上昇過程で5割強まで利確...と展開していただいたら、明日以降の上下のブレを待って株数を増減する構えで臨んでください。