おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅に3日続伸。前日の2月消費者物価(CPI)はコンセンサスを上回ってFRBの利下げ期待を後退させたものの、米経済の底堅さの証左との見方から買い優勢でスタート。13時台に39,201ドル(+196)まで上昇すると、引けにかけては利益確定売りが重石となって上げ幅を縮小。個別ではキャタピラー、3M、シェブロンなど景気敏感セクターがしっかり。ナスダックは前日の大幅高の反動により反落。半導体セクターへの利確売りが重石に。

NYダウ 39,043ドル +37
ナスダック 16,265 -87
米10年債利回り 4.191% +0.037
為替 147.87円/ドル
日経先物 38,370円 +20

□ 本日の展望 : 模様眺め ± ドル円・先物需給

NYタイムの日経先物なりに動意欠しく寄り付いた後、週末にかけての米マクロ指標(今晩の2月小売売上高、2月生産者物価、明日の2月NY連銀景気指数、3月ミシガン大学消費者信頼感指数)、週明けの日米中銀会合などを意識した様子見色の強い展開が本線。想定レンジは38,600-38,850円。連日同様にドル円や先物需給に起因する乱高下にも軽めに警戒。