おはようございます。

昨日のNY株式市場は小幅反発。月初からの約2,000ドルもの大幅安によるリバウンド余地の高まり、台湾半導体大手TSMCの好決算などを追い風に、11時過ぎに38,083ドル(+330)まで上昇。しかし、市場予想を上回った4月FF連銀製造業景気指数がインフレ懸念を高めた他、NY連銀総裁が利上げ可能性に言及した事で「金利高・株式安」が進展。13時台に37,681ドル(-71)まで軟化すると、引けにかけても覇気なく経過。

ナスダックは続落。5日線に上値抵抗感を示した上ヒゲ陰線が下落トレンド継続を示唆。


日本経済のネックとなっている過熱気味な円安トレンドの歯止め効果が期待されたG7財務相・中銀総裁会合は、(コンセンサス通り)目立った成果なく終了 → 米金利高を合わせてドル円は上昇基調を継続。
 

NYダウ 37,775ドル +22

ナスダック 15,601 -81

米10年債利回り 4.634% +0.050

為替 154.66円/ドル

日経先物 37,750円 -420
big (11)
□ 本日の展望 : 弱気優位 ± 先物需給

NYタイムに売り直された日経先物なりの軟調スタート後、引けにかけても直近の軟勢や中東情勢を含む週末リスクを警戒した弱含みの展開が本線。想定レンジは37,600-38,000円。先物主導でザラ場中に乱高下が頻発しているだけに、37,500円割れもリスクシナリオとして念頭に。
年初からの上昇幅のフィボナッチ調整となる38,000円水準の維持が困難となりつつあるだけに、37,000円水準までの下方オーバーシュートも視野に入れたリスク管理を優先。

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