おはようございます。

昨日のNY株式市場は3日ぶりに反落。良好な3月ISM製造業指数(50.3、市場予想48.1)がインフレバイアスの高まりやFRBの利下げ先送りへの警戒感を高めて「金利高・株式安」が進展。昼頃に39,500ドル付近まで下落すると、引けにかけても安値圏での持ち合う展開に。セクター別では金融を中心に内需系が指数を圧迫。ナスダックは小幅反発。主要銘柄はアップル、テスラを除いて軒並み堅調に推移。

 

NYダウ 39,566ドル -240

ナスダック 16,396 +17

米10年債利回り 4.315% +0.121

為替 151.65円/ドル

日経先物 39,950円 +80
 

□ 本日の展望 : リバウンド優位も油断は禁物

 

「新年度入り」を主要因とした昨日の大幅安による押し目買い需要、米長期金利の上昇に追随したドル円の騰勢などをサポート要因と知るリバウンド優位の推移が本線。ただし、新年度入りに起因する機械的な売り圧力、テクニカル不安(5日・10日線のデッドクロス)などを踏まえれば、40,000円付近での上値の重さや反発一巡後の売り直しには要注意。想定レンジは39,700-40,050円。

米長期金利 ≒ ドル円の騰勢が外資勢の日経先物買いを促す構図は継続する可能性が高いだけに、国内要因(新年度入りに起因する需給調整)で売られる場面は強気対処が正攻法。
 

「平時の1,2割の余力維持、手仕舞い条件の徹底、ストレス玉の段階的な縮小」により一段安リスクに備えたら、(1)流動性高めの好トレンド銘柄でのスイング狙いを本線に、 (2)テーマ株・中小型株での短期回転狙いへと派生するスタンスで臨んでください。
 

☆★Sラボ銘柄も昨夕の戦略を踏襲。NYタイムの日経先物は前日の大幅安に対する戻りが鈍い ≒ 短期的な一段安余地を踏まえ、★☆新銘柄への派生は明日以降とします。

【ウォッチ銘柄】


△ 6324 ハーモニック
昨日の3月日銀短観や中国3月財新製造業PMIの良化を受けて、設備投資関連への注目度が高まっています。3,950円付近までを買い下がったスイング狙いで注目。設備投資関連では 650●、632●もケア。

△ 7180 九州FG、7189 西日本FH
米長期金利の騰勢に伴い、年央に向けた国内金利も底堅い推移が見込まれます。すなわち、金利要因での下値余地は限定的なため、季節要因(新年度入り)に起因する利確売りを買い下がった中長期スパンでの対応に一考。※ 先週中に利確完了済みのりそな(8308)も継続注視。
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