■ 今週の展望 : 買い優勢 ± 年度替わり需給

日米中銀会合を買い材料視した先週の騰勢を引き継ぐ買い優勢の展開をベースに、年度替わりによる特殊需給を加減した推移へ。想定レンジは(期末配当落ちを考慮して)40,200-41,200円。

年度替わり需給に関しては、3月半ばの調整過程で機関投資家のリバランス売りは一巡した可能性が高い一方、新年度入りによる新規マネーの流入が期待されます。騰勢を強めているドル円やエヌビディアを中心とする海外半導体・AI関連などとともに上振れ要因化 → 41,500円トライに期待。

リスクシナリオとしては、年度替わり需給の悪化による(目立った悪材料が見当たらない中での)下押し → テクニカル悪化による10日線の攻防 ≒ 39,600円水準までの下落に警戒。