6話は加瀬と大輝のおかげで優が不起訴になり釈放されました。

 

優は、警察の事情聴収で自供しますが、加瀬が民間の科捜研を使い、事件の矛盾点を洗い出しました。大輝は加瀬が持ってきた情報を元に、目撃者の情報を調べます。

 

大輝と桑田は目撃者を見つけ出し、被害者が服が濡れた状態で康介と叫びながら歩いているとの証言を得ます。それにより、優は首を絞めた事は正当防衛で、致命傷にはならなかった事が証明されました。

 

この回で加瀬は梨央や優に対する愛が溢れていました。これは男女の愛ではなく、家族としての愛を感じました。

 

梨央は優の事が気が気でならず、冷蔵庫から取り出そうとしたヨーグルトは床に落とし、ベッドではなく、ソファーに落ちて眠り込む梨央の腕時計を外して、そっと毛布をかけてあげる何気ない気遣いが加瀬の人となりを表しています。

 

加瀬は落ち込んでいる梨央を女性が好きそうな喫茶店にパフェを食べに連れて行って励ましたり、弁護士になろうとしたきっかけのエピソードを披露したり、加瀬フアンにはたまらない内容だったのではないでしょうか。

 

加瀬は優しさだけでなく、法務部の企業弁護士として大人の仕事の厳しさの一面も見せます。

 

本当に頼れる男です。脚本家の加瀬というキャラに対する思い入れが垣間見えた回でした。

 

加瀬を疑う人も多かったとおもいますが、明の事件では白と断言していいとおもいます。しかし、15年前の息子の康介の事はまだわかりません。達雄の葬儀の時は、加瀬と梨央はただの知り合いで他人行儀でしたし、これもまずないとはおもいますが。

 

優が解放されて警察署から出てきて、梨央と優が抱き合い、そばにいた加瀬もその二人を包むようにやさしく抱きしめたシーンは、たとえ血はつながっていなくとも、家族の様な深い絆で結ばれていると感じました。

 

藤井が久しぶりに登場しました。渡辺明の事件の事があったとはいえ、わざわざ東京まで来て大輝に会いに来たり、15年前の事件を気になっていたり、先週の予告での意味深な顔つきといい、怪しい扱いです。

 

彼はミスリード的なかませ犬の存在なのでしょうか?それとも達雄の背後に現れた人影の真犯人なのでしょうか。

 

最後の黒幕ではないにせよ、何か15年前の事で隠し事をしているとみています。

 

要所要所で目つきのわるいカットを抜きすぎです。 メディアに囲まれて動揺している子供の優をみる目や、加瀬が達雄の葬式に来た時の目

 

加瀬は大輝が優の側に立って捜査した事で、警察での立場が厳しくなっている事を梨央に話します。

梨央は今夜会いたいと待ち合わせの場所を指定します。

 

大輝は現場に行きますが、そこに梨央の姿はなく携帯で梨央と会話します。すると、最後に大輝の顔がみたかった。大輝のためを想って、もう会わんようにすると言います。

 

大輝は「勝手に決めんなよ!」と呟いた後、しばらくして同じセリフを叫びます。周囲をみわたすと、歩道橋の上に梨央の姿を発見して目が合います。走って逃げる梨央を大輝は追いかけて行き止まりの所で梨央を抱きしめます。

 

「じゃあね」と一言、泣きながらで笑顔で手を振る梨央  これも大輝への愛なのですが、切ないですね。

 

この辺はサスペンスと恋愛と家族愛のバランスが絶妙で、これは特に女性にはたまらない作品なのではと感じました。

加瀬も大輝も魅力ある男として描かれています。  

 

5話で一気にこのドラマのキーパーソンに浮上した橘しおりですが、暴行事件の被害者である事が判明しました。

 

あの写真に写っている明るい表情をみていると、現在の生気を失った表情との対比で事件の深刻さがより強烈なものである事を嫌でも感じてしまいます。

 

田中みな実さんですが、最初の頃は正直少し演技に違和感があったのですが、なかなか良い演技をされているとおもいます。

 

それまでは真田ホールディングスのアゲ記事を書いていたのに、一転、不正を暴く事に執念を燃やす事を始めたタイミングが新聞記者を辞めた時期になにか情報をつかんだのだとおもいます。

 

ただ不正を暴くためにやっている訳ではなく、おそらく15年前の事件で何か裏を掴んで復讐を考えているのだとおもいます。

 

梓の存在がほぼ消されているのが、逆にこの真相を解く鍵になる可能性を際立たせている気がしてなりません。しおりの「復讐」の最終目的は梨央ではなく、梓なのではないのでしょうか。

それとも、真田家に関わるそれ以外の誰かなのでしょうか。

 

真相は未だわかりませんが、このドラマをみている誰もが、7話を早くみたくて待ちきれない気持ちは同じなのではないのでしょうか。