先週の土曜日、サンドウィッチマン&芦田愛菜ちゃんがMCをしている博士ちゃんという番組をなにげなく視ていたら、なんと弱冠10歳の小学生 三国志博士ちゃんが登場しました。

この子は小学生でありながら三国志の世界に精通し、今時の子供というか、とてもませてはいるけど、同時にとても賢い印象です。

三国志の話題になって、急に私のテンションが上がって、画面に目が行きました。

 

横山光輝三国志の漫画の顔が似たようなキャラを見分ける事ができていました。私も劉禅の方は判ったのですが、答えが出てからああそういえば魯粛だったなって思い出しました。なんでもこの子は総勢1200人近く登場する漫画のキャラを見分ける事ができるのだとか。

 

その他、いろいろな細かいマメ知識豊富で大人顔負けです。早口で解説する様はまさに博士ちゃんでした。

 

この子は、三国志のキャラで関羽が好きなんだそうです。これは横山三国志の影響ですね。

この博士ちゃんは関羽は義を守る、約束を守る、主に忠誠を誓うところなどが好きなんだそうです。

私も三国志で好きなのは劉備と関羽です。  劉備は漢王朝を復興して、民の平和と繁栄を願っていました。関羽の方ははこの子と同じ理由ですね。もっとも、これは三国志演義での設定であって、史実とは違って脚色されているのだそうですが。

 

しかしながら、中国の人や、最近の日本のフアンは圧倒的に曹操が好きなんだそうです。孔明に至っては言うまでもありませんが。

曹操はカリスマ性があり、合理的で信賞必罰、ルールを重んじて、部下の意見にも耳を傾けて統治能力に優れます。

私は、横山三国志で、関羽が一時的に曹操の部下になった時に、最後に曹操が約束通りに劉備の元に返したシーンが一番好きです。

そして、関羽は赤壁の戦いに敗れ、敗走し、命乞いをする曹操を発見しますが、見逃します。このシーンも大好きです。

 

その関羽が神として祀られている関帝廟という施設が世界中にあり、日本では中華街の中にもあります。

今年の1月に、会社の仲間達と横須賀方面に行った帰りに中華街に向かいました。

その場所が目的だったのではなく、ランチを食べにいったついでに、食後の散歩がてら流れで立ち寄りました。

 

その場所はお香が炊かれていて、お参りが出来るようになっています。

最近は三国志のキャラのコスプレをする人も多く、フィギュアなども販売されているそうです。

関羽のディスコグラフィーの様なものも金属製のものに記載されていました。

しかし、私の感覚ですが、好きな武将ではありますが、あくまで忠義の士で、神とはかなりの距離を感じます。

 

私の三国志との初めての出会いは小学校5年生ぐらいだったとおもいます。

この博士ちゃんは10歳という事は、それよりもっと幼少の頃から三国志の世界に慣れ親しんでいた事になります。

親の影響なんでしょうか?自宅にその関係の漫画やビデオ等が揃っている事が想像できます。

 

私が出会った当時は、NHK人形劇三国志と横山光輝三国志がリアルタイムでそれぞれ放映と連載がされていました。

本宮ひろ志の三国志の題材を扱った 「天地を喰らう」というタイトルの漫画も、週間少年ジャンプにリアルタイムで連載されていました。

 

主に熱中したのは小中学生の頃でしたが、多様な人物とその生き様、そして群雄割拠のそれぞれの計略が描かれていてとても面白かったのを記憶しています。

 

ふと、博士ちゃんで、久しぶりに私の中で眠っていた記憶の引き出しが開けられました。