今しがた視聴しました。
元子は横領の罪で3年の刑期を終え、過去を知らない銀座から遠く離れた人知れず金沢の地で暮らしますが、
そこに橋田が現れ、神代グループ傘下のクラブで働けるように職を斡旋され、受け入れます。
森村という男は神代グループに土地の立ち退きでSNSで嘘の評判を流布され、両親が営んでいた喫茶店を閉店まで追い込まれて恨みを持ちます。
森村の神代グループへの復讐に元子が手を貸し、不動産詐欺で大金を手に入れるという話でした。
主演の武井咲さんは、見事に元子を演じています。流石に厳しい事を言うと、気品までは感じませんでしたが、若いのに堂々とした演技は、彼女の若い頃の気合の入った写真をみた事があるのですが、度胸があり、そのルーツから来るものでしょうか。
安達祐実さんや仲里依紗さんは敵役で出てきましたが、いくら恨みがあるとはいえ、あそこまで下品な行動には違和感を覚えました。
銀座の女性の知性のかけらも感じませんでした。 演技が悪いのではなくて、シナリオについての事です。
森村役の毎熊さんはなかなかいい味を出していました。まだ若い方ですが、30代前半で彼の様な役者は稀有な存在かもしれません。
高嶋政伸さんは、エキセントリックな役で、個性的です。彼のシーンだけパロディになってしまうと感じるのは失礼ですね。
絶望的に善人が一人として出てこないドラマで、テーマは汚い手法で手に入れたお金ですね。
復讐に至るまでは、耐え難い過去があるのでしょうが、そうであっても許されるはずもありません。
共感できる事は、元子が森村に絶望して死を選ぶよりも、生きる事を考える様に促した場面ぐらいで、その他は皆無ですが。
悪に振り切ったドラマも、ありだとおもいます。