最終話まで視聴しました。

 

8話の後半から急にコロナ渦の世界の映像が前面に出てきました。

それどころか2023年まで描かれていて、2021年4月はコロナは収束している設定でした。

もしや脚本変更でもあったのでしょうか? 現実世界もそうなるといいのですが。

 

波乱の展開でしたが、最後の着地点は決して結婚だけに捕らわれない、つながる愛の形を手に入れる事が出来て、なによりパートナー同士が笑顔で生活していける。母たちにとっては、これが幸せの形なのではとおもいました。 

但し、周囲の家族が幸せなのかというと、決してそうではないです。この結末は賛否が分かれるのかもしれません。

 

吉田羊さんが演じていた林優子ですが、あんなに仕事が出来て、部下からも慕われるスーパーキャリアウーマン

上司なら惚れそうです。  

赤坂から近況を聞かれても、彼の事は愛しているのに離婚した事を言わないシーンは流石大人の女性とおもいました。

彼女の演技の良さをこのドラマを通して知りました。

 

丸太郎は最初はどうしようもないお調子者キャラの印象でしたが、最後は男前で大人の面をみせていました。

彼の最初の動機は第一印象で直感からかもしれませんが、まりを愛する気持ちは本物だとおもいました。

 

結婚して長い年月が経ち、夫との関係にストレスを溜めているが、人に言えない悩みを抱えている方も多いと想像します。

そういう層にこのドラマは刺さったのだとおもいます。

今の時代で平均視聴率が10%を超えるのは間違いなくヒットした部類に入ります。

しかも、このドラマですが、比較的男性はあまり視聴しないとおもいますので、尚更高いです。

 

一見して令和の時代を描いているかの様ですが、恋愛の展開は柴門ふみさん原作、大石譲さん脚本だからなのか、90年代の懐かしいドラマを観ている様でした。  世の男性と若い世代の方には共感できないかもしれません。