最後まで視聴しました。
不倫の代償の大きさが重く圧し掛かります。
涼太はついに離婚届にサインします。
彼は怖い一面がありますが、こうなってしまった原因は美都の不倫にあります。彼は真面目で真剣に美都を一途に愛していました。
有島夫妻は不倫発覚を機に関係が悪化しますが、所沢の実家へ戻った妻子のところへ毎日片道3時間をかけて赤ちゃんに会いに来てすぐに帰る事を繰り返し、彼女と息子だけの愛を誠意を真摯に伝えて謝罪します。
なかなか許すことのできない真面目な妻でしたが、夫のキスで頑なだった心に変化が生じます。
美都は涼太が行方をくらまし、美都は彼が死を選ぶのではないかと危惧し、探しますが、公園の小高い丘の上で一人うつむく彼を発見します。
その先の二人の会話がこのドラマのクライマックスシーンだとおもいます。 。
その場所で涼太は美都に対して、以前は一番愛していたが、今の気持ちはそれほど愛していない事を告白します。
しかし、それは彼女と一緒にいる事は彼女を苦しめる事になると悟った彼の美都に対する愛情だと私は考えています。
美都の方もはっきりと涼太の愛は優しい暴力だったと伝えますが、同時に不倫により彼を傷つけた事を謝罪します。すると涼太は握手を求めてきて、美都はそれに応じます。その後、お互い反対の方向に歩き始め、涼太は丘から指輪を投げ捨てます。これで結婚生活は清算となり、2人は決別します。
東出さんは不倫をされた側を演じていて、妻の不倫相手に迫真の演技で責めるシーンがありましたが、結果確信犯的な事をしていた事になります。しかし、仕事は仕事、役は役、プライベートな事なので有名人であれど、利害関係者はともかく、第三者は干渉すべきではない夫婦の問題ですかね...
演技は凄みがあり、一目置かざるを得ません。
現実問題として、不倫は日常茶飯事で、高尚な道徳観を持っている人はどれだけいるのやらとも考えてしまいました。
ただ、一生立ち直れない程に心にダメージを負う人もいる事にも、決して目を背けてはならないとおもいます。
脇枠の方達ですが、橋本じゅんさん、山崎育三郎さん、中川翔子さんの演技が良かったです。
そういえばチョイ役ですが、山田真歩さんも陶芸教室の生徒役で出演されていましたね。
いい意味で存在感を消されていて、ああ、ああいう趣味にハマる主婦っていそうだなって思わせる没個性な感じが良かったです。
その他の印象としては、仲里依紗さんの普段のイメージと全く違う知的で落ち着いた真面目な女性の演技は、失礼ながら意外と良かったです。