その後、私の中でスミスの存在が大きくなっていきました。

 

思い返してみると、邦楽はサザンオールスターをはじめ、80年代後半のバンド音楽を中心に、洋楽はU2、ポリス、REM、ピクシーズ等を聴いていました。

それらを差し置いて、スミスは毎日の様に聴いていました。

 

歌詞の内容は陰鬱で、今でいう人生の敗北者の立場の孤独、嘆き、反抗、人間の弱さを表現したもの、中には面白くて文学的な歌詞もありました。

しかし、今振り返るとあくまでも私見ですが、それは克服すべき誤った道であって、決して人にはみせる事の出来ない心の闇・暗部であったものだとおもいます。

一度だけ大学時代に同じゼミで石巻出身のロック好きの友達にスミスの話しをしたら、その人も結構スミスの事は知っていましたのでビックリしたのを思い出しました。でもその1回キリしかないです。 彼はスミスなら心に茨をもった少年という曲が最高って言ってました。

 

スミスが好きなんて、人前では恥ずかしくて言えません。丁度ポルノ雑誌を隠し持っているのに匹敵します。

スミスは結成後、コンピレーションやライブアルバムを除き、6枚程度のアルバムを残して解散します。

解散理由は、モリッシーとジョニー・マーの不仲と音楽の方向性の違いによるものです。

 

解散後、ヴォーカルでリーダーのモリッシーはアメリカに拠点を移し、ソロ活動でそこそこの成功を収めます。

モリッシーの文学あふれるセンスが歌詞にちちばめられています。

あるラブソングを引用します。 

 

二階建てバスが
僕らに衝突したって
君のそばで死ねるなら
こんな素敵な死に方は無いさ

10トントラックが
僕ら二人を押しつぶしても
君のそばで死ねるなら
それは喜び、僕の特権

 

ギタリストのジョニー・マーも類まれな才能を評価され、多数のバンドに在籍し、近年ではプロデュース活動や自分のバンド活動も行い、レジェンドの存在になっています。

ジョニー・マーの凄いとおもうところは、他に無い独創的なメロディーでしょうか。

 

私のスミスの好きな曲は以下の通りです。

ガールズアフレイド、スティルイル、ユーゴッドハブエニシング、プリーズ・プリーズ・プリーズ レットミー ゲット ホワット アイ ウォント

ワンダフルウーマン、スゥイート テンダー フーリガン、ロンドン、ユー ジャスト ハブント アーンド イット ベイビー 

 

最近は聴く機会が殆どありませんが、昭和末期から聴いていた事になります。

このブログで触れている事と矛盾しますが、あくまでも自分の中に留めるべきものであるとおもっています。

私にとっての今で言うところのサブカルチャーだったのかもしれません。