蛙創薬 | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

夜になって、今日も、軽くworkout。運動しても、痩せないし、不眠症も治りませんが、逆に、身体の彼方此方が、悲鳴をあげ始めているような、不健康さを感じる、今日此の頃ですが、皆さん、如何がお過ごしですか?


俗称、waxy monkey frog、学名、Phyllomedusa sauvagii、和名、ソバージュネコメガエル、って、ホントに猫の眼みたいな眼を持ったカエル(笑)が居ます。

そして、俗称、giant fire-bellied toad、(学名、Bombina maxima、和名、オオスズガエル)と云う、醜い(笑)カエルも居ます。因に、fire-bellied(火のお腹を持った)、と云う様に、どうやら、Bombina属のカエルのお腹は、赤いようです。

一方、癌細胞が成長して行く過程で、癌組織に血管が侵入(血管新生)して、栄養分や酸素を補給することが知られています。この場合、逆に、血管新生を抑えられれば、癌は成長出来ずに、早期の段階での治療が可能になります。

他方、様々な怪我や病気に依る創傷が治癒する際に、血管新生が重要な役割を果たすので、血管新生を促すことが出来れば、治療が簡単になるでしょう。


は?お前は、何を云いたいのだ、って?


いやね、実は、最初のカエルの皮膚から分泌される粘液中に、血管新生を抑えるタンパクが見付かり、後者のカエルの粘液からは、逆に促進するタンパクが見付かった、と云うお話が出ていました。新薬の開発に繋がるかもね。

Fri, Jun 10