UVB | Flog

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Frogの研究者の息抜きblog

--- since 01-06-07 ---

Twitterネタ、2題。

無印良品では、随分変わった物が売られていますねぇ(爆)。☞ コチラ

ま、これは、間違いで、この直ぐ後に『コアラ“パン”でした…。無印良品では生体類のお取扱いはございません…。 RT 一時的に休止していたコアラの販売を再開しました。卵不使用の素朴な味が人気、です。http://bit.ly/lHwFv』と訂正tweetがありましたが、後の祭り(笑)。


続いて、コチラは、サイエンス・ネタ。

困った時のnaturenewscache)ネタです(笑)。

この数年、地球規模で、両生類の数が激減しているのですが、色々、原因が取り沙汰されていますが、新説が報告されました。

近年、オゾン層が破壊されて、太陽光に含まれるUVB(=紫外線の一種)が遮断されず地球上に多く降り注ぐことに依って、オタマジャクシに微妙な影響を与えているらしい。

実験室内で、striped marsh frog (Limnodynastes peronii)のオタマの一方のグループには、弱いUVBを、他方には5%程(これは、丁度、オゾン層破壊に伴って地球上に降り注ぐUVB量の上昇分に相当)上乗せした量を照射した後、オタマの外敵のエビが居る環境に放ち、5%のUVBの差がオタマに及ぼす影響を調べたところ、何と、多くUVBを照射されたグループは、他方より、早くに外敵に補食されてしまうことが分った。

UVBに依って細胞はダメージを受け、特にDNAに傷が付くので、その修復を行なうのに、UVBを多く照射された方は傷も多いので、より多くのエネルギーが必要とされ、その結果、オタマは早く疲れ易く、直ぐに捕まってしまうんじゃないかね?と云う話らしい(が、ホントかぁ?)

まぁ、そういう実験をすれば、そういう結果になった、と云うのは、OKだが、これで全てが説明される訳でもないし、野外の野棲の状態で同じことが起きるかどうかは、別のお話。

Wed, Jan 26