ちょっと前のネタなんですが、哺乳類の雌はXX、雄はXYと云う性染色体のペアを持っていますが、雌の場合は、細胞毎で、2つのうち片方のX染色体がランダムに不活化し、(雄は元々1本しか持っていないので)結果的に、雌雄共に、ひとつのX染色体しか働かないことになりますが、それに対して、常染色体は2本存在するので(つまり、各遺伝子が2つずつ存在する)、遺伝子の発現量のバランスを取る為に、X染色体上の遺伝子の発現量は、常染色体上の遺伝子に比べ、倍になっている、と云うことが、これは、かの
大野 乾が提唱した説ですが、長い間ー40年以上に渡って、信じられて来た訳ですが、そして、それを支持するような実験結果も過去にはあった訳ですが、最新の技術を用いた最近の解析結果から、実はそんなことはなく、常染色体上の遺伝子もX染色体上の遺伝子も発現量に差はない、と云う結果になったそうで、また、教科書が書き換えられますかね。
と無理矢理、一文で、まとめてみましたが、分り難いですね。素人さんには、チンプンカンプンですね。分り易く書こうと思ったんですが、ちょっと、内容的に、噛み砕くのは(私の筆力では)無理でした。ぺこり。
Fri, Dec 03