オバマ君関連ではありません。
◯年前に、前任地からこの地へ引っ越して来たのでした。やれやれ、こんなに長居する気はなかったんですがねぇ、Dr. フリーターの負のスパイラルへ閉じ込められてしまいました(号泣)。
ところで、気になるnews (cache )がnaturenewsに出ていました。
ショウジョウバエ、中でもキイロショウジョウバエ (Drosophila melanogaster)は、生物学、特に分子発生遺伝学にとっては欠くことの出来ないモデル生物ですが、近年の遺伝学的解析(多分、genome sequencingのことですかね?)から、Drosophila属ではなく、むしろSophophora属とすべきで、つまり、Drosophila melanogasterではなく、Sophophora melanogasterとすべきだと云う分類学者からのプロポーザルが出されているようで、遺伝学者はそれに大反対と云う話。
と偉そうに書いていますが、実は良く分かって居ません(笑)。
私が理解した限りでは、どうやら、現時点での分類法では、Drosophila属には、最初にその属を決める際の基になったtype speciesとしてD. funebrisがあり、更に、Drosophila属の下に亜属としてSophophora亜属があって、そのtype speciesがD. melanogasterであるそうな。従って、Sophophora亜属がDrosophila属に含まれている限りは、D. melanogasterで何も問題はない。
ところが、近年の分子系統学的な観点からすると、Sophophora亜属は、寧ろ、Drosophila属から独立したSophophora属とすべきで、もし、そうなった場合、Sophophora属のtype speciesがD. melanogasterとなり、そうなら、もはや属名はSophophoraとなるので、種名はS. melanogasterに変わらなければならないと云う理屈の様だ。
でも、現実問題として、これ迄に蓄積している莫大な量のD. melanogaster名義のdataを考えると、今更、名前を変えられても混乱する、と云うのが反対理由。
で、どうやら、反対派も二通りあって、現状維持派、つまり、分類なんてどうでも良いじゃん派、と分類を再考するのは良いけど、じゃぁ、Drosophila属のtype speciesをD. funebrisからD. melanogasterに変更しましょう、そうすれば、D. melanogasterのままで居られるから派が居ると云うことのようだ。
さて、どんな決着に?
えぇっと、全然、間違ったことを書いているかもしれないので、事情通の方、間違いがあれば、訂正をお願いします。ぺこり。
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