マンモスのミトコンドリア・ゲノムの報告や部分的な核ゲノムの報告は以前にも為されていますが、今度は、より詳しい核ゲノムが解明された
ようですね(原著論文はコチラ
)。
ところで、所謂マンモス
って、正式にはケナガマンモス(Wooly Mammoth)って云うんですね。別種の短毛種のマンモスも居たと云うのを、恥ずかしながら、初めて知りました(或いは、聞いたことがあったけど、忘却の彼方へ・笑)。
現存するゾウにアジアゾウとアフリカゾウが居るのは知っていましたが、両者は亜種だと思ってました。論文を見て知りましたが、全然、別種なんですね。しかも、第3のゾウ、マルミミゾウ(←そう云えば、聞いたことがあります、その名前・笑)も別種だなんて・・。
閑話休題。
結果、アフリカゾウとケナガマンモスの進化的距離は、ヒトとチンパンジーの差の半分程の距離と云うことが判明。ヒトとチンパンジーが進化上分岐した時期と
アフリカゾウとケナガマンモスが分岐した時期は、ほぼ同じ位かゾウの方がむしろやや早いと推定されるので、ゾウの進化(=DNAの塩基置換が起こる)ス
ピードの方が遅いと云うことらしい。
また、マンモス特有のタンパク質変異も多数見付かったとか。
例によって、素人で、良く分かってないんですが、どうやら、異なる2個体のマンモスを材料に使っていて、両者の情報を合わせて全ゲノムの80%をカバーし
ているらしいのだが、そもそも、両マンモスが同一時代の物でなく100-200万年も離れている物らしいんですが、それって合わせて良いのか?スケールが
大き過ぎて良く分かりません(笑)。
実は、この号のNature、他にも面白い論文が幾つも載っていました。と云っても、例によって、全て斜め読みなのですが。
んじゃ、もうひとつだけ。
何とヒトの精巣由来の多能分化能を持つ幹細胞が作られました
(原著論文はコチラ
)。
これは、男性に限ってしまいますが、ES細胞やiPS細胞に依らない、パーソナル・ジーン・セラピーの第3の方法となり得るんじゃないかぃ!?
今日の
世の中:
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