今日のロゴは、『辰』ですか。でも、密かに『子』も2回目。ぅ~む、今一、コンセプトが見えん。一瞬、蓋を開けた洋式トイレに見えました(笑)。
普段食べているお米には、長粒種であるインディカ米と短粒種のジャポニカ米があるが、それぞれに長所と短所があり(←微妙に掛けていますが気付かなければ良いです・笑)、例えば、インディカ米は、粘り気が少ないので、ピラフやカレー、炒飯などに向いているし、逆に、ジャポニカ米は、水分含量が多く、粘り気もあり、冷めても硬くならず美味しいし、おにぎりや寿司は、インディカ米じゃぁ作れない。アメリカで、riceと云えば、前者で、対し、後者は、 sticky rice とか sushi rice と呼ばれている。
オリンピックを行っている中国では、(labに居た中国人に昔聞いた話では、)多くは、インディカ米を食べているみたいだね。韓国はジャポニカ米だし、同じ東アジアでも違うもんだね。
両方共、生物学的にはアジアイネ(Oryza sativa)であり、それぞれその亜種であるが、同種なら、その雑種(所謂、ハイブリッド米ですな)の子孫は、生殖能力があるはずであるが、実際は、雑種の一代目は子孫を残せるが、二代目からは子孫が残せず、生殖隔離が起きている。異なった遺伝形質が合わさると、親より優れた形質が現れることがあり(雑種強性)、その良い形質を上手く固定出来れば新たな品種改良に繋がる訳だが、ジャポニカ種とインディカ種の間では、この生殖隔離の所為で、それが不可能だった訳だ。
今週出たPNASにこの生殖隔離に関わる遺伝子が同定されたとの報 が。
要は、インディカ種とジャポニカ種で、S5遺伝子にそれぞれの種に特異的な変異が見付かったと云うことで、それが原因で(例によって、その生物学的なメカニズムに関しては未だに不明だが)生殖隔離が起きているらしぃ。S5遺伝子が働かなくなっている品種があり、それは、インディカ種、ジャポニカ種と正常に子孫が作れるので、逆に云えば、どちらか片方の種のS5遺伝子の機能を何らかの方法で破壊出来れば、両種間の雑種が出来る可能性が開けた訳、と云うお話。
将来、寿司炒飯が喰えるかも

今日の世の中: 北島、日本競泳史上最多の金4個/競泳;日本の高学歴女性、高い脳卒中リスク 厚労省研究班;給油延長法案、臨時国会提出へ 首相・幹事長確認;グルジア への米軍派遣表明、米露の対立激化へ;米下院議長、広島原爆死没者慰霊碑に献花へ…資料館も視察;フェンシング・太田が「銀」…男子フルーレ;スパイ:ロ シア人の男を書類送検 失踪日本人になりすます;米軍契約業者への支払い額、近年の軍事作戦で最高額 イラク;忠犬シェパード、自殺した飼い主を見守り6 週間 米国;教員採用1次試験の合格発表=受験者全員に教育長が謝罪文-大分。
今日の瞬間最低体脂肪率: 23%
今日の万歩計: n/a(n/a)