こんばんは、ゆりもりです。
また前回からずいぶんとあいてしまいました
今回で婚約指輪篇は完結となりますので、よければお付き合いください
さて、健さんの実家を飛び出した形になった私ですが
呑気な健さんは、すたすたと歩く私の後ろから
待って〜どうしたの〜?
と状況が全然わかっていない様子。
悪いけど、今あまり話したくありません。家まで送って欲しい
と伝えました。
納得いっていない表情でしたが、私の決意の固そうな顔を見て黙って運転してくれました。
私の家に着き、車から降りようとしましたが振り切って家に帰りました。
家に着き、機会があればつけていた婚約指輪をケースに戻し、クローゼットの奥に押し込みました。
もう二度と婚約指輪を見たくなかったのです。