前回、掃除ロボットのルンバ600シリーズと700シリーズの違いについて簡単にご紹介しましたが、今回は機能差異や特徴の違いについてまとめてみます。
600シリーズと700シリーズの違いは以下のポイントでした。
(1) 価格が安い
(2) スケジュール設定機能が無い
(3) ゴミフルサインが無い(ゴミ収納が満タンになった案内が表示されない)
(4) ライトハウス機能が無い
(5) フィルターの形状が異なる
それでは、各機能についてまとめてみます。
(1)の価格が安いという点は、600シリーズが700シリーズの廉価版という位置づけであり、掃除ロボット市場の活性化を図るため、なるべく低価格で多くの人に買ってもらう戦略をiRobot社が取っているためです。
(2)のスケジュール設定機能というのは、事前に設定した日程・時刻に自動的に掃除機を掛ける機能です。
私が700シリーズを選んだ理由の一つにスケジュール機能があり、ブログを書いている今、ルンバを動かしているのですがやはり邪魔です(笑)
ルンバが通りやすいように物をどけているのですが、それでも何か作業をしているとものをどけることができないため見回る必要があります。
(3)のゴミフルサインは、そのままの通りゴミが満タンになったら案内が表示される機能です。ゴミは吸引力の低下を招くため、定期的にできれば使うごとに捨てるぐらいの方がいいので、特に重視しなくても良い機能です。
(4)のライトハウス機能も私が700シリーズを選んだ理由です。ライトハウス機能とは複数の部屋を一つのルンバで掃除させるもので、来年引っ越して部屋が増える私としては楽をしたいのでこの機能が必要というわけです。
ただ、一人暮らしの方や部屋数が少ない方は特に重視しなくても構わない機能になります。
なお、700シリーズでも最上位機種のルンバ780にしかライトハウス機能はありません。
最後の(5)フィルターの形状が異なるというのは、追加で買い足す場合に注意するという程度です。
どこに重点を置くかにもよりますが、高機能を求めるのであれば700シリーズ、廉価版でも掃除ロボットとしての機能を満たしてくれる600シリーズ、用途に応じてどちらを選択するかということでしょう。