このうだるような暑さの中でも電車の中は快適、というかむしろ寒いです。暑い中の読書は本がヨレヨレになるので嫌いですが、この快適な環境に加え、毎朝の通勤時間は約1時間もあるので暇があればよく読書をしています。
久々に新しい本を買って読んでみたので、今日は初めてのブックレビューをしてみたいと思います。
今回読んだのはコレ!「大富豪アニキの教え」。
私は全然知らなかったのですが、どうやら何回かテレビで放送されている人物の話で、本の帯を見るとそのような記載があったり。
内容を要約すると、大富豪になるための考え方や行動指針の解説であり、その内容を伝えるため、架空の人物と兄貴(バリ島に住んでいる実在の大富豪)のやり取りでその重要性を伝えているというもの。
教えは全部で25個あり、以下に挙げてみました。
1:一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする」こと
2:相手のために、お金を使い続ける
3:自分の「童心」を取り戻せ
4:自分から会いにいく
5:最強の問題解決は、自分から会いにいくこと
6:相手を自分の家に泊まらせる
7:最初から「恥」をさらして、相手の信用を得る
8:常に「失敗」と共にあることで成長する
9:仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技
10:リミッターを外して本気になる
11:仕事に思い入れている時間を長くする
12:儲かる仕事が優先。「天職」は一つの仕事を続ける中で見つかるもの
13:「ご縁をつなぐこと(紹介)」に目を向けると、人生が変わる
14:「五分と五分の実力を保つライバル」を持ち続ける
15:独立する前に、独立後のお客さんを確保する
16:人が「一丸」となっている会社を選べ
17:「お金」は稼げるだけ稼ぐ
18:一日14時間以上働きまくる
19:100万円貯まるごとに、「金」に換えてお金を増やせ
20:「人とのつながりが育まれない投資」はしない
21:生きる目的は、少し良くして次の世代に伝えること
22:親に生きるエネルギーを与えることが親孝行
23:子育てで、もっともいけないのは「過保護」
24:親がやっていることを、子供がやるようになる
25:「人は鏡」。相手の面倒を見れば、必ず帰ってくる
出来る所から実践していきたい内容が多いのですが、個人的に感銘を受けたのは、自分から会いにいく、リミッターを外す、生きる目的の3点。
仕事、プライベート含め、確かに自分から会いにいく機会が激減していると感じます。インターネットの普及のせいか、メールにチャットなど、コミュニケーション手段が多彩になったせいで面と向かって話さなくなったと。
リミッターはごもっともで、すぐさぼるのが人間の性なので、リミッター限界まで試してみたいことは多くあります。仕事もさっさと帰るのも一つの手ですが、限界まで働くというのも重要です。
最後の生きる目的は、こう考えると自分が生きている意味を見いだせるかなと。思春期の色々悩む時期にこんなことを言われたら、だいぶ違うなと思った次第です。
本の厚さはそれなりに太いのですが、全体的に読みやすく、本の品質も個人的に好きな感触なので、読むのに1週間もかかりませんでした。
なかなかの良書なので、読んで、実践して少しでも大富豪になれるよう取り組んでいきませんか?