洗濯物が乾く訳・・・ | ゼニックスすたっふ日記

洗濯物が乾く訳・・・


最近気温も上がりお日様も出てきて、洗濯物が乾きやすくなってきましたね。晴れ


そんな時にとある方から指令が出ました。


「濡れた物が乾くとき水が100℃になってないのに何で乾くんだ?」    


「水が気体になるのは沸騰している時じゃないのか?」 (´-ω-`)う~ん


「この謎を知りたい!!」 (・_・)......ン?


「調べてくれ」   (@゜Д゜@;)ビックリマーク


との事です。  


いや、洗濯物は外に干せば乾きますよね?


でも・・・・・・・・100℃にはならない   ( ̄ω ̄;)エートォ...


・・・・・・・・・確かに変だ (@Д@;あせる


まぁ洗濯物をベランダに干していれば乾く



・・・当たり前の事で深く考えたことはなかったのですが


かなり不思議な事ですよね。。。?




お子さんがいらっしゃる方、子供に聞かれたら答えられますか?


乾くからいいのパー


コレでは好奇心旺盛のお子様は納得しませんよ!!

子供が興味を持った事はできるだけ引き出してあげましょうアップアップ



って事で調べてきました!




まず、どんな時に洗濯物が乾きやすいかを考えて見ましょう。晴れ


晴れて気温が高く、湿度が低く、適度に風がふいている。



こんな日こそ洗濯日和といえますよね?




そして何故乾くのか?(?_?)


その考え方の根底に「沸点蒸発は異なる」というのが必要です。


共に液体が気体に変わる現象ではありますが条件が異なります。



皆さんも知っての通り、1気圧の世界で沸騰するのは100℃ですよね。



蒸発は、沸点以下で起こる現象です。



また、水蒸気は相対湿度が低いほうへ液体は蒸発します。

(混んでる所より空いている所へ行く)


↑満員電車の人間と一緒ですね

 居心地のよい空いている方へ行くみたいです(^▽^;)


また、雨の日は、全体的に相対湿度が高いので、乾き難いのはそのためです。

(水の逃げ場がない状態です)

↑ラッシュ時はどの車両でも混んでますって事!(´Д`;)



また言葉の意味として



蒸発:液層の表面から気化が起こっている状態。

沸騰:液層の内部からも気化が起こっている状態。


 →お湯を沸かすと、水(お湯)が気体になるので


 ボコボコ(グツグツ)空気が出てきてるのはこのためです

       


ここで、もう一度洗濯物を乾かすときの事を考えると、


洗濯物を乾かすときは風通しのよい所に干すので、


水→水蒸気の変化速度が勝って洗濯物は乾いてゆくわけです。
(水は100℃以下でも気体になるので)



詳しくは

ルシャトリエ・ブラウンの原理 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86


ボイルシャルルの原理

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A4%E3%83%AB%EF%BC%9D%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87



をご覧ください。。。

私には理解できませんでした ?チンプン?ヽ(゚◇。)ノ?カンプン?

室温で水が「気体」になってしまうのは


現象的には、塩が水に溶けて「液体」になるのと同じです。



塩を加熱して液体にするには800に加熱しなければいけませんが、


水に溶かせば室温でも水に混ざってしまうように、


水も100度に加熱しなくても


室温で空気に混ざることができるんです。



もう少しわかりやすく身近なもので考えると・・・


①生け花を入れた花瓶の水が少なくなるのは何故か?


       ゼニックスすたっふ日記

↑コレ・・・前職の送別会をやって頂き、その時に貰った花です(^∇^)



②氷を冷凍庫に長時間放置すると小さくなるの何故か?


  ゼニックスすたっふ日記

 

①は今説明した蒸発、


②は昇華(固体から直接気体に変化すること)と言いうようです。


つまり冷凍庫の-18℃の世界でも水は気体になるみたいです。

なので、洗濯物が乾くのは水が沸騰して水が無くなるのでなく


少しずづ周りの空気に逃げてしまっているとの事です。


以上で報告終わりますm(_ _ )m