汁かけ飯とリストラ
関東北条家の4代目当主
北条氏政。
豊臣秀吉の小田原攻めによって、
北条家が滅亡したときの当主です。 (T▽T;)
この氏政の幼少時代に、
面白い逸話があります。
食事のとき、この氏政が
汁かけ飯にしようとして、
汁を一度、飯にかけましたが、
汁が少なかったので
もう一度汁をかけ足しました。
これを見た父の氏康 は、
「毎日食事をしておきながら、
飯にかける汁の量も量れんとは。
北条家もわしの代で終わりか」
と嘆いたという話です。
つまり、
汁かけ飯の量も量れない、
そんな目先の利かない者に、
領国の経営は無理だ
という厳しい考え方です。 ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
最近、リストラをする会社が
多いんですけど、
どうせ、やるんだったら、
1度で済ませた方がイイと思います。
何度も、何度も、
ちょっとずつ、ちょっとずつ
リストラすると、
社員が嫌になっちゃいます。 o(TωT )
次は自分じゃないかと
疑心暗鬼になり、
安心して働けません。
「どの程度、リストラすればいいのか、
わからないような経営者では、
この先危ないな・・・」
そんな風に思われないように
1度のダイナミックなリストラで
終らせなければなりません。
仏心が仇になります。 (>_<)