感動の原点
お客様に感動を与えたい。
ビジネスにたずさわる者、
全ての夢です。
でも、そのためには
「感動」の構造を知っておかなきゃです。
僕が思うに、
「感動」の基本はサプライズ。
「思いがけない」っていうのに
人間は弱いです。
例えば、メニューに
「プチ・ケーキ サービス中」
と書いちゃうと、
(写真は先日ご紹介したダル・ピアットさんのパンナコッタ。
本稿とは関係ありません。
こちらは、プチじゃないし、絶品だしオススメです。)
お客様は、それを読んだ瞬間から期待しちゃいます。
その期待を超えて見せないと、感動させるのは難しい。
却って、
「お前、いくらなんでもプチ過ぎねぇか。
プチにも限度あんだろ (怒)!」
って怒られちゃうことすらあります。
せっかくのサービスが台無しです。
どうせやるなら、メニューに書かないで、
食事が終る頃を見計らって、
「よろしければ、どうぞ。」って言って、
プチケーキをサービスすれば、
どんなにプチでも
「ありがとう」って言われるでしょうね。
感動の原点がサプライズだとすれば、
「隠しておく」「秘しておく」っていうのが、
感動を生むコツかもしれません。