息子が3歳になり、お口もいっちょまえに達者になってきた今日このごろ
しつけで悩むようになりました
そこで育児本などを読んでいるのですが、衝撃の事実の連続!!
●叱るときは人格を否定してはいけない
例)☓叩いたりして〜くんは意地悪だよ!
なので、行動を指摘しましょう
例)○叩いたりすると、相手は痛いよ、仲良くできなくなるかもしれない、だからやめようね
これは、まあわからないでもないです
これは出来そう
●褒めるときも人格や全体を褒めてはいけない
例)☓100点とってすごいね!
なので、プロセスをほめましょう
例)○毎日机に向ってて頑張ってたね
!!?
え?!私これめちゃくちややってる!
●例)☓こんな絵を上手に書いて、才能ある!
例)☓〜くんは優しいね!
例)☓いつもかわいいね!
例)☓よくできたね!
衝撃
これ全部ダメだそうです!
人格や才能や結果を褒めると、自立心が育たない
結果、周りの大人の都合に合わせようとする子になったり、人の顔色を伺うような育ち方をしてしまうとのことです
息子が可愛くてしかたがないあまり、現在、内村航平選手の母のようになっている私
毎日の様にダメな褒め方している
と猛省
そうなのです
子育てのゴールは自立し、自分で考え、社会貢献できる大人になってもらうこと
決して親の都合のいい子になって欲しいわけではない
そもそも親の私は無謬の存在ではないので、自分で判断できる子になって欲しい
理想の子育てとは
むやみやたらと褒め、叱るのではなく
「社会生活を営む」という共通のミッション(例えば、こぼさないで食べるにはどうしたらいいか、お菓子ばかり食べないのはどうしたらいいか)を達成するパートナーとして子どもを捉え、親は子どもになぜそのミッションが必要かを説明し、ミッション達成のためにはどうしたらいいか共に意見を交わし、考える存在となること、そして良きリーダーとして振る舞い模範を示すこと
なのかな、と本を読んで私は思いました
(超要約してます)
でも超難しい!!
頭ではわかっていても、できない!!
つい愛玩してしまうか、頭ごなしに言ってしてしまう!!
しかしそこで、はたと気づきました
これ、お片づけを教える時の注意点と一緒だ
私、お片づけの資格を持っていまして
片づけ方のアドバイスをし、その方のお家や周りを常に片づいた状態にする方法を教える資格です
その研修で言われていたのは
「片づけをする方の持ち物を、否定したり、褒めたり、なんらかの評価してはいけない。
なぜなら、物を所有するか否か判断するのはあくまでも持ち主本人である。
本人が自立して片づけができるようになるためには、アドバイザーの意見や褒めや評価で、本人の思考、感情、判断の決定権を左右し、影響を与えてはならない」
とのこと
もちろん、人の持ち物を貶したりしてはいけないことはわかります
が、
ついつい素敵な物を持っている方がいたら、
素敵〜!!
と褒めたくなってしまう
そう私は褒め方下手なのです
褒めも有害になりうることに思い至ってなかったのです
いい!と思ったものは脊椎反射で「いいね!」と言ってしまう性格なのです
すぐに喋りたがるタチなのです
まず、一旦お口を閉じよう
思ったことをすぐに口に出すな
親として、お片付けのアドバイザーとして、我が強すぎるのだ
ひとしきり反省し
今後は言動を改めることを夫に宣言したところ
「へえー、これ、会社のコーチングの研修で同じこと言ってた」
…もしかして、子育てとお片付けとコーチング(人材育成)って根っこでは何か同じ真理があるのでしょうか??