高校生の頃(太古の昔!20年以上前!)からアメリカの女性アーティストが大好きです


太古の昔だと、

マドンナやブリトニー・スピアーズ、ビヨンセ


2010年代くらいからだとレディー・ガガ、アリアナ・グランデ、ケイティ・ペリーなどが好きです


彼女たちは大スター

それはもうキンキラのザ・アメリカンセレブリティ

なので当然、メディアに取り上げられるのは主に恋愛やファッションのこと


どれだけ高い豪邸を買ったとか売ったとか


売り物のドーナツをこっそり舐めてバッシングされているとか


誰か別れて、今度は誰と付き合っているとか


いわゆる王道のゴシップです


20数年、そんな彼女たちのニュースを漫然と追いかけていた私


しかしその内容が一変した出来事がありました



それは

2017年トランプ大統領の当選です


彼女たちは一斉にsns上で激しく反トランプ大統領を訴えたのです



驚きました

あのいつもチャラチャラしている、アメリカン派手派手セレブたちが……政治??



もちろんノブレスオブリージュを熟知している彼女たちは、慈善活動を積極的にするでしょう

戦争に反対する歌を歌うこともあるでしょう


でもまさか

これだけ現職大統領に噛みつくとは


大統領の任期である4年間

特に激しく大統領の女性差別発言や人種差別発言に抗議し続けていたのは

レディー・ガガでした


「無能」とトランプを評するレディー・ガガ


「レディー・ガガのことはよく知っている。彼女はあまりいいとは言えない」などと、いち芸能人を名指しで非難するトランプ現職大統領(巨大な権力握っている人が名指しでこんなこと言うなんて、怖っ!)


など、

こっちがひやひやするニュースばかりでした



そして今年2021年

4年後の大統領選挙を制したのはバイデンでした


その大統領就任式で国歌を歌ったのは


レディー・ガガ!


就任式での彼女のドヤ顔。



 


うん、そうだね

ずっとずっとすごく頑張ってたもんね…



国家権力にたてつくと言うのはどれだけの胆力と勇気がいるものでしょうか?

一般市民の私には検討もつきません


バイデン大統領は本当に良き大統領なのでしょうか?

それも私にはわかりません


それでも彼女がこの日にTwitterにあげた言葉は、心に響きました


「憎しみではなく愛を。

恐怖ではなく、寛容を。

暴力がなくなり、すべての人が心から安心できる日がくるように」


この優しい信念が

大統領に立ち向かうという恐ろしいこと

これだけの大スターとして音楽活動を成功させること


その原動力になっているのでしょう


だからこれほど多くのファンがいるのでしょう



そして

レディー・ガガが東日本大震災の時に、いち早く日本にチャリティー活動をしてくれたこと

「頑張って」とメッセージをくれたこと


いまさらながら思い出して泣けてきました