迷惑とか相手の都合とかをかえりみず、
というか
かえりみるよりも先に、
相手の愛情や信頼に安心しきって
平気でずけずけものを言ったり
相当無理なことを言ったり、
その代わり、
負けないくらいの愛情や信頼を
相手に対して持っている。

どれだけお互いの懐に入り込んでいるか、
どれだけ迷惑かけてもかけられても
失わない信頼関係があるかどうか…
家族とか仲間とか
大切なのは
それくらいの、お互いへの愛情だと思います。

ときには
相思相愛ではなく、
相手の傍若無人ぶりに
心の底から腹立つときもあるけれど、
そしてもちろんお互いさまなときも
あるけれど、
腹立ちを通り過ぎれば
やっぱりそれを越えて残るのは悔しくても愛おしいような感情だったり。

反抗期の子供は
思いどおりには全くならないし
1言えば10言い返してくるし
行動もめちゃくちゃで、
本当に憎々しくもなるけれど、
仕事でも他でも、全力を注いでいる分
心を砕くことが時にはあるけれども、
それを超える愛情が
いつの間にか腹立ちや憎しみを
すっかり忘れさせてくれるのが不思議です。


どれだけ迷惑かけてもかけられても
身内なら成り立つ信頼関係、
そんな彼ら彼女らの巣立ちは
きっととても寂しいんだろうけれど
絶対的な味方のひとりとして、
これから先の未来が
彼ら彼女らにとって
明るいものになるよう
陰ながら応援していこうと、
今はとにかく、そう心に決めています。