上の子は、1年生の持久走大会で
ほぼビリだったのがよほど悔しかったらしく、
その次の日から、
5年生になった今も、近くの公園で雨の日以外は毎朝マラソン(散歩)しています。
長いことやっているので
公園の警備員さんも顔なじみ、
マラソン(散歩)仲間もたくさんいるらしく、
お花見の時期には桜の木の下で記念撮影したり、
うちで死んだカブトムシのお墓参りをしたり、
捨て猫をかわいがったり、
その猫が死んでしまったと泣いたり
いっしょにしているようです。
上の子が宿泊学習で不在だった土曜日、
60代くらい?の女性の方が
自宅にいらっしゃいました。
そのマラソン(散歩)仲間のお一人だそうで、
「果物が好きだと言っていたので
宿泊学習から帰ってきたらあげてください」
とわざわざ持ってきてくださったのです。
上の子のことを
「毎日会うから、孫よりかわいい」
とまで言っていただきました。
公園で出会っただけの子を
縁あってこんなにもかわいがってくださって
ほんとにありがたく思います。
親の知らない世界が
どんどん広がっていくことを
大いに期待していますが、心配もしています。
でも、私の知らないところで
ちゃんとコミュニケーションをとって
誰かとあたたかい関係を築いて
かわいがられる存在になれているとわかって
とってもうれしかったです。
知らない人には
むやみにあいさつをしないように
と教えられるような
物騒でさみしい社会になりましたが、
やっぱり人と関わってこそ成り立つ社会です。
私も、人と関わり、
その縁を大事にしていきたいなと
思います。