日曜日は小学校の運動会でした。
今年も母がおにぎりとおいなりさんを
作ってきてくれました。
三角に握ってね
とお願いしても
なぜか必ずまんまるになる母の作るおにぎり。
ずっと変わりません。
去年の年末、脳に不安が見つかり、
何も変わらず生活できるのに
それからすっかり気が弱くなってしまいました。
そのせいか物忘れが多くなってきた気がします。
検査の結果を聞いて
本人は
近い将来…と覚悟せざるを得なくなって
周りは
どうしても意識してしまうようになりました。
でも、
運動会で体操服をまっくろに汚しながら
一生懸命にソーラン節を踊る上の子を見て、
いつどうなっても悔いはないと思うくせに
子供たちの活躍とか
孫たちの成長とか
楽しみにしてしまう
生きていたい
と言うのです。
それなら
今、どうにかなったら悔いが残る
と思えば?
と私が言うと、
そうだね
と顔を上げてくれました。
悔いはない
と思えるほど力を尽くしたいけど、
悔しい思いは
その先の景色をみせてくれます。
残る悔いを
生きる糧にしてくれたらいいなと思います。
私もそうしよう。