現在のベルリンフィルのコンサートマスター
が、なんと日本人であると、先日の
プロフェッショナル仕事の流儀を見て
初めて知りました。
堂々と、並みいる各国の腕利き奏者を
束ねるその姿は、おくゆかしさを良しとする
日本人のそれとはまるで違い、強烈な
リーダーシップを発揮していました。
楽器は、1674年製のアンドレア・グァルネリ
を使用し、調律師の繊細さにも目を
見張るものがありました。
そんな現在38歳の樫本さん、
奥さま曰く、口ぐせは、
No Risk,No Fun
リスクがなければ面白くない
かつ、何事にも動じない性格だそうです。
根本は、ヴァイオリンの天才なのではなく、
ヴァイオリンを練習して向き合って、努力
して手間をかけてきた時間が、彼をそう
高めていったのだと思います。
やっぱり大成する人は違いました。