制汗スプレーの8×4、ドイツのバイヤスドルフ社が開発した商品で、有効成分は、「ヘキサクロロジヒドロキシジフェニルメタン」。アルファベットで表記すると「Hexachlordihydroxydiphenylmethan」と32文字もありました。

 バイヤスドルフ社の広告マネージャーは、この商品のネーミングを考える際に「Hexachlordihydroxydiphenylmethan」という名前に注目し、インパクトを出すため、何とかこの長い有効成分の文字数「32」を商品名に盛り込むことは出来ないかと考え、32=8×4ということから、語呂も良く、覚えやすい、ドイツ語で「アハトマルフィア」(=8×4)を商品名に採用しました。

 そして本日、些細な理由で、「これを股間にスプレーしたらどうなるのだろう?」と、誰もいないトイレットで試してみました。すると、あの日のプールのような、爽やかなんですが、そわそわする錯覚の余韻が数分残りました。