息子が小1で少年野球を始めてから、

毎週末、

試合や練習の送迎や応援やお当番、

という生活が、今年で7年目になりました。


中学の硬式野球のチームに入ってからは、

野球の練習そのものについては

すっかり指導部にお任せできる環境で

親は一切手出し口出しせずに

裏方でのサポートをしながら

見守る日々です。

県北県央水戸ひたちなか東海那珂、

県内各地域から野球の得意な子達が集まる

チームの中で、

3月生まれの息子は

身体的精神的にもまだ幼く、

ついていくだけで精一杯な様子、

これから2年間もおそらく大変だろうと

思います。

硬式野球チームに入れば

親も子も大変だと想像はしていたものの、

友達や同じチームだった先輩がたくさんいる

中学校の部活よりも、

苦しくても自分が成長できるチームで

頑張ると自分で決めたので、

やり抜くしかない。


小さな心で必死に頑張っているのが

伝わるので、

見守る親としても胸が苦しくなりますが、

子供の心の成長を邪魔しないよう、

親も忍耐強く、諦めずに、

ぶれずに、支えていこうと思います。


イチローは、

あんなに数々の大記録を達成しているけれども、

自分の中でいちばん輝かしい瞬間はと聞かれて、

少年時代と答えたそうです。

成長するために毎日努力して、

ひとつひとつ技術を身に付けていった、

子供の頃の日々が、

今でも宝物なんだそうです。

「イチローは人の2倍か3倍頑張っていると言う人が結構いますが、そんなことは全くありません。頑張るとしたら、自分の限界、その時に自分の中でもう少しだけ頑張ってみる。ということを重ねていってほしいなというふうに思います。」
「僕もみんなと同じように野球少年だったし、実際僕だってメジャーリーガーになれるとは思ってなかったし、アメリカで3000本打てるなんてことは全く想像が当時できなかったけど、今言ったように、自分の中でちょっとだけ頑張ってきた。それを重ねてきたことで、今現在の自分になれたと実感しているので、今日はこの言葉を皆に伝えたいと思います。」

イチロー杯という少年野球の大会で、

イチローが子供たちに語った言葉です。

自分の限界よりもちょっとだけ頑張る、

その道を選んだ息子を

誇りに思いながら、

イチローの言葉のように、

それを少しでも長く続けていけるよう、

頑張ってほしいなと願います。