日曜日は母の日でした。
今年もみんなでわいわい食事に行き、
何年かぶりにお花もあげました。

 

 

ブーケにしてみました。
母っぽい淡い色合いで、いつも
もうお花はいらないよ
という母もとても喜んでくれました!

 

お花屋さんでブーケを作っていただいてる間、
中学生くらいの部活帰り風の
イケメンの日焼けした男の子が
お店の前で自転車を停め、
お財布の中身を確認して
店内に入ってきました。

 

キョロキョロして、うろうろして、
キョロキョロして、また戻ってきて
小さなカーネーションの鉢植えを手に取り、
レジ横にあった
『お母さんありがとう』
のプレートも一緒に買って
颯爽と自転車に乗って帰っていきました。

 

その光景をずっとじっと見ていました。

家で待つお母さんの喜ぶ顔とか
言葉少なく、照れ隠しするあの男の子の顔とか
一気に想像できて

じーんとしていい瞬間を見ることができました。


うるうるほこほこしながら私も家に帰るとびっくり!


お母さん、
いつもありがとう!


と上の子がサボテンをくれました。

 


スーパーの隅の花屋さんにひとりで買いに行き、
お花が咲いててかわいかったから
お母さんに買ってきたよ
とうれしそうに言ってくれました。


こちらこそいつもありがとう。

 

花には、世の中にたくさんある道具みたいに
機能的なものは何もないかもしれません。
でも感謝や好意をなんとかして伝えたい
という純粋な人の想いがあるから
贈り、贈られるお花はやっぱりきれいなんだと思います。
そこにあるだけで力をもらえるんだと思います。

 

改めて、

ありがとう。