一昨日のほぼ日、

糸井重里さんの、

今日のダーリンを読んでいて

なるほどなぁと思いました。


「道半ばの その道こそが 道である」


今いるところが、

思っていたよりも進んでいなかったとしても、

思いどおりに歩んでいても、

思っていた以上に先に行っていても、


今ここにいることは、

道を歩んできた過程は、

否定すべきことではないなぁと

その文章を読んで、そう思えました。


その道のパイオニアになる人もいる、

先人の開いた道を辿っていく人もいる、

大切なのは、

道にいること。


つまりは

意志があるということ。


意思あるところに、道は開ける。


大切なのは、

その到達点ではなく、

そこへ進もうとするベクトルなのだ、

と、

大学のときに国際政治学を教わった

高柳先生も、

そういえば言っていたなぁと

今は空の彼方にいる

先生のことばが、

あの頃の私をずいぶん救ってくれたことを、

思い出したのでした。