毎朝のお楽しみ、

朝ドラのとと姉ちゃん。


鞠子の結婚が決まって、

妹たちを嫁に出すという

とと姉ちゃんの目標のひとつが叶って

本当に良かった。





でもやはり見ながら気になったのが、

結婚したら仕事をやめなければならない

という時代背景。


仕事をまだやり遂げていない自分への

未練のために、結婚をためらう鞠子。


時代と共に気持ちは変わるもの、

という平塚らいてう先生の言葉で

ようやく納得し結婚を決意するものの、

結婚すると家庭に入る、

という時代だったんだなぁ、と

女性の選択肢の少なさに

残念な思いがしました。


結婚のために仕事をキッパリやめる

決意をする鞠子。

女性の役に立つ雑誌を作る、

という仕事のために

自分は生涯独身を通すとと姉ちゃん。



今より家電も発達しておらず、

炊事も洗濯も掃除も、

片手間には出来ない重労働だったんだろうなぁ。


私の小さい頃も、

洗剤の箱が今より10倍くらい

デカくて重かったのを覚えてます。


洗剤を自転車に載せて買ってきては

それを抱えながら5階の自宅まで

階段で上がる母の姿を

いつも大変だなぁと思いながら見てました。


それだって洗濯機ができてからのこと。

できる前はもっと大変だったんだから

その重労働さが偲ばれます…。


今の世に生きて、

女性も当たり前に外で働いて、

仕事も家事も育児も

夫婦で協力しながら出来るのは、

とと姉のような昔の女性たちが

女性が働く世の中を作ってきてくれたから

なんだよなぁと

明日からは感謝の気持ちをもって

朝ドラとと姉ちゃんを見よう、

と思ったのでした。