クーちゃん、

というのは、実家で飼っている

猫の名前です。


私が大学に入りたての頃、

弟がどこからか拾ってきた野良の子猫。


小さい頃は元気いっぱい、

タンスのてっぺんまでひとっとび、

カーテンはガリガリと上るし、

寝ている布団の上に

ドスンと飛び降りるし、

かと思えば布団の中に潜ってきて

一緒に寝たり。

お皿やお鍋の中のご飯は

何でもいつの間に食べちゃうし、

そりゃもうやんちゃでしたが、

今ではもうかなりの

おばあちゃん猫です。


近頃は帰省したときにはいつも、

のんびり寝てばかり、

たまに起きてくると、

寄ってきて甘えたり。

大好きなカニカマをあげると、

子供たちにもなついたり。







先日実家の母から、

クーが血尿を繰り返して病院に行った、

と連絡が来ました。


検査の結果は、

腎臓の腫瘍と、

何やかや色々な病名を言われたそう。

もう高齢なので手術はせず、

薬で様子を見るしかないようです。


諸行無常、

生まれる命もあれば、

消えていく命もある。。


でも、

クーちゃんがいなくなったら

とても寂しい……