先週末、「中之条ビエンナーレ2015」に行ってきました。


小さな町の、

ちょっとしたアートの祭典、くらいに思って行ったら、

驚いたのがその規模の大きさ。


「中之条伊勢町エリア」「伊参エリア」「四万温泉エリア」

「沢渡・暮坂エリア」「六合エリア」

と、5つのエリアに分かれていて、

全部で55箇所、全163組のアーティストが参加する、

期間中、毎週末に色んなイベントも行われていて、

2日間ではとても全部見切れない程の、

とても完成度の高い、壮大なアートイベントでした。



こんなにじっくりとアートを楽しんだのは、

大学生のとき以来。


この十数年の間に、

アートも進化し、

立体的な作品の多さに驚きました。

作品の中に動画を流したり、

音や風や自然を取り入れたり、

表現の手法の多さが際立ちました。



アートが時代を表すならば、

正解などない世の中、

何を言おうが、何を信じようが個々の自由だけれども、

それぞれの責任のもとに、それはある。

絶対的な正統派があり、

それに反発するエネルギーがあった時代では、もうないな

と感じました。

とにかく、

自然と一体となったアートの素晴らしさ。

日本も捨てたものではないな、

と心揺さぶられた2日間でした。