群馬県は山深い四万温泉で有名な
中之条町に、行って参りました。
目的は、数年に一度開催される
中之条ビエンナーレの鑑賞。
開催期間中は、街全体が
アートな街に変貌します。
今回一番気に入ったのが、小学校の
給食室を利用したこちらのルーム作品。
上は割り箸、下はお米で、なんとも
中性的な世界観を表現しています。
こちらは、体育館全体を使った
巨大アート。
丸二日かけたけど、全部は見切れません
でしたが、最後に中秋の名月のお月さま
が、帰りの路を明るく照らしてくれました。
各アーティストの作品を見ていると、
どれも一過の感性ではない、
積み上げてきた年輪のような、
豊かな感情が伝わってきました。
毎日が現実的な僕らの職業から見れば、
ルールや際限のないアートは、
モノや風景に新しい価値を提案してくれる
無限の可能性への翼なのかもしれません。