カリスママーケター

 先日のプロフェッショナル仕事の流儀では、

USJをハリーポッター他のアイデアで、

見事集客の爆発的な増加につなげた

カリスママーケターのお話でした。

　来場する動機を科学的に分析。

そこででた結論を基に、改善していくわけですが、

テーマパーク内の作り込みと、

共に創作する人への妥協のなさ具合は

半端じゃありませんでした。

でも、その根底はやっぱりエモーショナル。

妥協を許さないのは、以前妥協した仕事で、

アテを外してしまい、自分の責任でチームが

散々になったから。

ディズニーランドと比較し、

自分たちが弱い年代を見つけ、

小さなお子さんが楽しめないと判断すると、

その年代が満足するアトラクションを

1歳きざみで作ったり、

青い部分の現状から、普通は、

1、2月の集客に注力するのに、

一年で最も売れている10月こそが、

まだまだ弱い（＝売れる）と目をつけ、

ハロウィンなどで、一気に

来場者を黄色まで増やしました。

科学や数字で、現状を見つめ、

商品や空間の確かな作り込みと、お客様への

徹底した親切心が、感動を促す。

サプライズや感動って、相手を想い、

先を読める感性がなければ、

絶対に与えることができないプレミアムな贈りもの。

そんなお客様商売に対する姿勢がとても

勉強になりました。


いつも思うのですが、自分たちの事務所も、

なにか突出したものがあるかと言われれば、

それほどじゃないと思います。


ですが、半年前の事務所より、

今の方が良い仕事をしている集団といえるよう、

いつの時点でも、みんなで努力を怠らないようにしています。


なぜならば、今までの自分たちを積極的に否定するのは、大変だし、

苦しいし、面倒ですが、マイナーチェンジの不断の努力を怠らない限り、

時代のおいてけぼりにはならないんじゃなかと思うからです。




Q「なぜ、あなたはパートナーと結婚したのですか？」


Aやさしいから。

美人だから。

かっこよいから。

性格が良いから。

気が利くから。


質問に対して、一般的な答えを並べましたが、

これってパートナーを選んだ動機としては、あまりに

ゆるいと思いませんか？


だって、やさしい人なんていっぱいるし、

容姿が素敵な人だってうじゃうじゃです。


ということは、「ファンだから」だと思うんです。

ファンだから、尊敬し、許し、期待するんだと

思います。


ファンだから商品を買うんだと思うんです。

ファンだから、そのショップを選ぶんだと思います。

だからSONYを買い続けちゃうんです（ガンバれ！）。

だから、主宰する方も裏切れず、日々妥協できないんです。


商売の本質って、そういうことなんじゃないかって思うんです。


God is in the details.

神は細部に宿るんです。