最初に好きになったのは、10代の頃、
当時たまたま音楽番組の収録で観覧に行き、
何十組も出ていたアーティストの中で、
それはそれは別格の男だった、奥田民生さん。
おかわり君がホームランを打つように、
マーくんが9回裏にばったばったと三振を
奪うのに似た衝撃、その声、声量。
今年のアルバムもとってもよい出来ですが、
おススメは、8曲目の「ぼくら」。
歌詞がいいんすよ。
押し付けず。
語らず。
後ろ向かず。
でも、情景がすぐ浮かべられる、
意図が直球の作品。
奥田さんは本当に強い。
心が本当に強い。
僕の中の永遠のヒーローです♪
この方が居る限り、
ジャパニーズロックは
永遠に不滅です。
~ ぼくら ~
迷子の僕ら 君と僕と 何度ももとに戻ってる
僕らの足もと すぐそこ谷底 黄色と黒の標識
おちたら二度と 帰れないだろう 二度と
迷子の僕ら 君と僕は 何度ももとに戻っちゃう
僕らの足あと けずれた靴底 大小の2種類のかたち
おちたら二度と 帰れないだろう
そしたら二度と 会えないのだろう
だから この手を ゆるめてないさ
おちたら二度と 帰れないだろう
それならもっと 奥まで進もう
いばらの道も 怖くはないさ
ああ、わからないぜ 道はまだ どれくらいで
明日まで どれくらいだ
まだまだわからないぜ 君と僕は どのくらいで
明日には どのくらいだ
言葉はひとことかふたことで いいくらいだ
悪くないぜ 手をつないで歩くよ