中学時代の恩師が、
卒業するとき私のサイン帳に書いてくれたことば。
“Behind the clouds is the sun still shining”
~曇りの日でも、雲の向こうには太陽がいつも光り輝いている~
好きなことばは?と尋ねられると、
必ずこのことばを思い出します。
中学生という微妙な年頃の子どもに向かって、
初対面の日に、
「僕は君たちを子ども扱いしないからな。
その分厳しいけど、君たちと大人としてつきあっていくからな」
と言って、授業中はかなり厳しく、
授業以外では、
むしろ先生の方が子どものようだったけれども、
中学生の私に向かって、
ちゃんと1対1の人間同士として、
ごまかさずにまっすぐなことばで話してくれる先生だったので、
そんな先生から贈られたこのことばは、
今でも、
辛いとき、
苦しいとき、
どうしようもなくしんどいとき、
ふと胸に湧いてきます。