連休明け、
いきなりの重い話題ですみません・・・。
今回は、
身内の話で恐縮ですが・・・
保健婦の仕事を定年退職した私の母親、
今はとある小学校の養護の臨時職員をしながら、
ケアマネージャーの仕事もちょこちょことしつつ、
この4月から、
尊厳死協会の電話相談の仕事も、し始めたとのこと。
尊厳死 とは、
傷病により「不治かつ末期」になったときに、
自分の意思で、
死にゆく過程を引き延ばすだけに過ぎない
延命措置をやめてもらい、
人間としての尊厳を保ちながら死を迎える
(・・・尊厳死協会HPより抜粋)
ことです。
毎回、
親族からの深刻な内容の相談を受けるそうで、
なかなか答えの出づらい難しい問題ですが、
尊厳死、大事な考え方だと思います。
脳死を人の死と認めるかという問題、
医療行為と延命措置の区別、
色々ありますが、
医療の進歩の裏側に、
こういった問題が生まれてしまったのだと思います。
大事なのは、
本人が自分の死に方について、意思表示をすることです。
家族や医師でも、本人の死に決定権はありません。
本人が意思表示をしていない限り、
実際に植物状態になり呼吸器をつけられ、延命措置が行われた後には、
家族や医師は、それを取り外すことが出来ません。
私は、
自分が不治の病にかかったときには、
余命も知りたいし、尊厳死の宣誓書にも署名したいと思います。