震災の復興対策本部の基本方針を
一読しました。
その基本方針の中で、「減災」というコトバ。
大切なのは、 人命 > 被害
そのとおりなんですが、いまだ人命(原発?)に
かかわる災害が継続しているんだなと改めて考え
させられました。
税制。
増税の基本方針は、あってしかりなのですが、
震災を復旧している事業者に対する軽減等を
あわせて考えて頂ければ、復興のスピードが
早まると思います。
4月に、建設業関係の本年度の税制改正要望
について意見をさせて頂く機会があり、被災地の印紙税の
減免、被災地復興のための設備投資に特別償却措置、
現場の難易度が高い場所が予想されるので、工事補償引当
の損金経理等を要望させていただきました。
早急に印紙税の減免は実現して頂きました。
スポーツ、文化。
芸術祭や音楽祭を積極的に支援するようです。
人間としての尊厳なくして、復興なしですよ、ほんとに。
個人債務、中小企業対策。
ほぼなし、ですね・・・。
自力で復活するか、一度万歳するか。
無理しなくていいこともまたひとつのルールです。
被災地の企業の現状は、貸借対照表の負債の部だけが
復興融資で膨れ上がり、その対価をPLに運んで止血している
といった有り様です。
観光。
茨城の夏の海水浴客は、前年比、16%でした。
16%減じゃありません。
84%減です。
どうしてくれますか?
という問に、県議会では、県内の人間が県内の人間を
助けようと。大賛成です。さて、どこに行こうかな?