新鮮なお魚、糖度の高い野菜・・・
今までは自慢の一品だったもの。
そのすべてがお贈りするのに躊躇します。
というかあの日以来どなたにも
贈答していません。こんな気の使い方
初めてで戸惑います。
大洗サンビーチのサーフスポット。
僕の見立てで、例年の20分の1くらいの
入水数です。
新潟県中越沖地震の時も、柏崎での原発による
海水浴の風評。前例を調べてみました。
以下、過去の資料より
震災年度(平成19年)前後海水浴客数
新潟県全域
前年度 1,553,320人
震災年度 791,730人
前年比 49%減
こと柏崎市に至っては、
前年度 1,037,390人
震災年度 168,490人
前年比なんと 83.8%減
・・・手のつけられないほど、恐ろしい数値です。
放射能が恐ろしいのではなく、風評が恐ろしい。
潮が満ちて引くように、初夏にはたくさんの観光客が
大洗に訪れ、夏の終わりと共に「また来年も来るよ~」
と去っていきます。
喧騒と静寂。その変わり様に
季節を感じていたのに・・・・
あの頃の賑わいに戻って欲しいです。
あの頃の賑わいに戻れないのなら、
原子力など必要ないのです。