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水戸市では、


既存のブロック塀や石塀を撤去し、


生垣を設置するための費用を助成しています。




震災で、


多くのブロック塀や大谷石塀が倒壊したことから、


危険なこれらの塀から生け垣への転換を促進するための制度です。




阪神大震災などで


生け垣が果たした役割を調査してきた、


東海大農学部の長野克也教授によると、


「樹木の水分は延焼、根は敷地の崩壊を防ぐ。


中高木は家屋の倒壊も支える」そうです。


また、侵入者の動きが分かることから防犯につながり、


隣人・世代間の会話を生むため、


「生け垣は地域コミュニティーの形成にも極めて有効な手段」


と強調しています。




震災時には、うちのマンションの隣の塀も倒れ、


隣人の車の窓ガラスを突き破りました。


よく子どもたちが遊ぶ駐車場の塀なので、


その時、子どもたちが側にいたら・・・


と思うだけで恐ろしいです。



よく行く年金事務所の駐車場の塀も、


3方向全てバタリと倒れました。



あちこちで未だに倒壊しそうなままの塀を見るにつけ、


危ないなーと思っていたので、


特に通学路に面したおうちの方に使ってもらいたい制度だなぁと思います。




助成額は、


生け垣を設置するために塀を撤去する場合、


撤去に要する経費の1/2とし、限度額は9万円まで。



生け垣を設置するための助成額は、


設置に要する経費の1/2とし、限度額は15万円まで。