たくさんの学者の先生方が、放射能による影響を


当初から指摘していましたが、なるほどそのとおりに


なっている気がします。




 まず、ヨウ素。半減期が8日と短いため、3月15日以降


徐々にその数値を減らし、大気中の放射線量の計数は低い


値を示していますよね。




 しかし、セシウム。半減期が2年のものと30年のものと


2種類あります。特に雨水によって流され、これが最終的に


市町村が管理している浄化センターに集積されます。


だから、浄化センターの放射線量が半端じゃない。


 水戸市浄化センターでは、セシウムを1966ベクレルも検出


しています。


 

 水戸市のホームページでは、このセシウムが沈殿した汚泥を


専用のトラックに積込み,那珂久慈浄化センターへ搬出しています。


運搬中に脱水汚泥が飛散することはありません


と、記載しています。


 ということは、飛散したらまずいのか?という不安を拭えません。


 この点、茨城県のホームページでは、公共下水道における脱水汚泥の


放射線の基準値および、安全な処理方法を早急に検討してください


と国に要望中と発表しています。


 県内で高い値を示しているのは、水戸、ひたちなか、日立です。


いずれもこの地域にだけ高い放射線量が飛散したわけではなく、


この地域に、合流式の下水道を保有しているからと考えられています。




 学者の先生方は、水の循環による最終的な集積場所、つまり


『海』に沈殿する危険性を、相当の期間、つまり30年、監視する


必要があるとおっしゃっています。



 セシウムは、摂取後一部は排泄、一部は胃から体全体に分布、


また、検出が難しいだけで、じつは存在しているストロンチウム、


体の吸収する場所は、・・・骨だそうです。飛散しにくいと言われて


いますから、福島の現場の近くのお子さんは特に気をつけなきゃですよね。



 食べ物や、住まい、そして大好きな海と隣り合わせに安心して暮らせる


生活がこんなにもはかないものだとは、夢にも思いませんでした。


 もし生きていたら、今頃アインシュタイン博士は何を思っているの


でしょうか。 意見が聞きたいです。